【社会】NHK捏造問題について、河瀨監督が初めて語ったこと - 変えていく トレンドがチカラ☆

【社会】NHK捏造問題について、河瀨監督が初めて語ったこと

NHKのドキュメンタリー番組内で、事実とは異なる字幕が流れBPO審議が入っている問題について「驚きとともに残念だった」と、取材を受けた河瀨直美さんが初めて公の場で思いを語った。

撮影に臨む河瀨監督

番組は昨年12月26日に放映された「河瀨直美が見つめた東京五輪」。
東京五輪の公式記録映画で総監督を務める河瀬直美さんが24日、都内で開かれた公式映画の制作報告会見で、報道陣の質問に答えた。

「答えられることは答えたいが、BPOの審議に入っており、詳しい話はこの場に適さない」
「私とスタッフが真摯に映画に取り組む姿をドキュメントしていただけたと信じていたのに、事実でないことを表現されたのは残念でならない」と心境を吐露。

さらには「(五輪)反対派の声をしっかりと採り入れて映画で描くことをスタッフの共通認識として取材を重ねた。あのような事実と違う描き方をNHKにされたのは信じがたいことだった」と述べ、裏切られた悔しさをにじませている。

当初より、河瀨さんと撮影スタッフがNHKの捏造に加担しているとの指摘があったが、今回もあくまでNHK側のチェックミスという立場をとったかたちだ。

問題となった点は、撮影スタッフが匿名男性をインタビューしている場面。
男性が『実はお金をもらって動員されていると打ち明けた』との字幕を流し、視聴者から抗議の声が相次いだ。

NHK側は「担当ディレクターが東京五輪反対デモに参加しているかどうかの裏付けをとっていなかった。」と、担当者の人為的ミスで幕引きをはかろうとしているが、疑念は未だ払しょくされていない。

河瀨さんたちの不可解な言動

撮影スタッフの島田角栄さんが、取材を受けたとする匿名男性のインタビューを主導し、島田さんが撮影した素材映像を河瀬さんに見せている姿が、ドキュメンタリー内では映し出されている。
さらには島田さんが、「プロの反対側もいてるし」と発言していることから、NHK側が字幕を流した経緯と関連があるようにも見受けられる。

しかし、1月9日にNHKが字幕の内容に裏付けがなかったことを発表すると10日付で
「公式映画の取材で、当該男性が『お金を受け取って五輪デモに参加する予定がある』という話が出たことはありません」
「担当監督(島田さん)が取材のまとめ映像を私に見せるという場面がありましたが、この映像にも当該男性は含まれていません」
とのことだが、島田さん主導でインタビューしたはずのあの映像はボツになったということなのだろうか。

「プロの反対側もいてるし」という島田さんの発言については「強い思いをもってデモに参加している人たち」だそうだ。

放送倫理・番組向上機構(BPO)は10日、同番組に放送倫理違反の疑いがあるとし審議入りを決めている。

東京五輪公式映画について

公式映画では、五輪大会組織委員会で会長だった森喜朗氏が女性蔑視発言で辞任したことも描く。
河瀬さんは「ジェンダーイクオリティのバランスが悪い日本があるとすれば、森会長の発言によってたくさんの人に伝わり、このままではいけないと、いい意味で変わるきっかけになったのであれば、それはしっかりと記録に残すべきだ」と述べている。

映画「東京2020オリンピック」は2本立て。アスリートに焦点を当てた「SIDE:A」が6月3日より、IOCや競技団体ら大会関係者、ボランティア、医療従事者らを描いた「SIDE:B」は6月24日から公開される。

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