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放送間近の第73回紅白歌合戦! スペシャル内閣満載の内容とは?

今年のテーマは、『LOVE&PEACE-みんなでシェア!-』

2022年も残りわずかになり、放送される『第73回NHK紅白歌合戦』の放送が近付いてきた。

今年のテーマは、『LOVE&PEACE-みんなでシェア!-』で、「いま紅白に、歌にできることとは何か? パンデミック、軍事侵攻そして相次ぐ自然災害。

私たちはみな、明るい未来を見通せない不安に満ちた時代を生きている。

2022年の最後を締めくくる時間に、歌で平和の尊さや希望にあふれた愛を感じてもらいたい。

大晦日を年に1度の“ハレの日”にしたい」という願いが込められている。

司会は今年で司会3年目となる大泉洋と、初司会となる橋本環奈、そしてNHKの桑子真帆アナウンサー、さらに櫻井翔がスペシャルナビゲーターを務める。

全盛期は大晦日に家族みんなで紅白歌合戦を観るのがスタンダードで、毎年高視聴率を叩き出していた紅白。

1970年代の10年間は1度も70%を下回っておらず、1972年は80.6%を記録した(視聴率の測定が始まった1962年と翌1963年も80%以上を記録)。

しかし、1980年代以降は徐々に視聴率が下がり、時代が平成に変わり番組が2部構成になってからは50%を超える年はなくなった。

近年はさらに視聴率の低下が指摘され、昨年2021年は第1部31.5%、第2部は過去最低の34.3%となった。

30%を下ったことはないが、20%台を記録するのも時間の問題かもしれない。

しかし、それでもテレビ離れが進む今の時代に第1部、2部共に30%以上の視聴率を記録し、出場歌手が発表される前から大きな話題になる国民的な番組であることは間違いない。

今年はデビュー40周年を迎えて8月に活動再開を報告した中森明菜や、昨年放送直前に出場を辞退した松田聖子の、昭和を代表する2大女性アイドルの出場が期待されていたが、2人とも出場は叶わなかった。

2022年の最後を締めくくる時間
2022年の最後を締めくくる時間

特別枠に大物アーティストが続々登場

11月16日に今年の出場歌手が発表され、全42組の出場歌手のうち初出場は紅組、白組共に5組。

今年の紅白歌合戦をもって歌手活動を休止することを発表している氷川きよしは、赤組白組を超えた特別企画として出場することも発表された。

その後、今年いっぱいでコンサート活動を引退する加山雄三や、デビュー50周年を迎えた松任谷由実AIによると荒井由実とのコラボなど、続々と特別枠の出演者が追加発表された。

出場者を発表する時点で交渉中だったため発表が後からになったアーティストもいるだろうが、ネット上には話題作りのために情報を小出しにしているのではないかと憶測も飛んでいる。

加山、ユーミンのほかにも桑田佳祐feat.佐野元春,世良公則,Char,野口五郎や37年ぶりの出場となる安全地帯、“X JAPAN”のYOSHIKI,“L’Arc~en~Ciel”のHYDE,“LUNA SEA”のSUGIZO,そしてMIYAVIによるスーパーバンド“THE ROCKSTARS、現在放送中の朝の連続テレビ小説『舞いあがれ!』の主題歌を歌っているback numberなど、例年以上に特別枠の出場者が多いことも話題になっている。

復活を約束した氷川きよし
復活を約束した氷川きよし

数々のゲストやコラボにも注目

放送10日前の12月21日には、芦田愛菜(俳優)、黒柳徹子(俳優)、西村宏堂(アーティスト・僧侶)、羽生結弦(プロスケート選手)、坂東彌十郎(歌舞伎役者)、福原遥(俳優)、松本潤(俳優・歌手)、村上宗隆(プロ野球選手)、森保一(サッカー日本代表監督)吉田都(新国立劇場舞踊芸術監督)のゲスト審査員10人を発表。

翌22日には曲目が発表され、さらに12月26日には曲順が発表になった。

全体のトップバッターを務めるのは、SixTONESで、曲は『Good Luck!』。

紅組トップは天童よしみで、『ソーラン祭り節』を歌う。

そして紅組のトリはMISIA『希望のうた』、大トリは白組の福山雅治『桜坂』。

最近は、このコンビがトリを務めることが多いイメージがあるが、福山が大トリを務めるのは初めてとなる。

注目されている出場歌手の中でも、来年5月に5人中3人が脱退することが発表されているKing&Princeは後半に登場し、TikTokなどで話題となったアルバム曲『ichiban』を披露する。

今年デビュー35周年を迎え、24年ぶりの紅白出場となった工藤静香は『35周年SPメドレー』を歌い、娘のCocomiがフルート奏者として共演することが話題となっている。

母娘のコラボ以外にも数々のゲストやコラボが見どころとなっており、坂本冬美は『お祭りマンボ~スカパラSP~』を東京スカパラダイスオーケストラとコラボ。

スカパラは演奏のみならず、アレンジも担当する。

紅組トップバッターの天童よしみは、なかやまきんにくんと“ティモンディ”の高岸宏行の2人をゲストに迎え、水森かおりの『九十九里浜~謎解き紅白スペシャル~』には謎解きクリエイターの松丸亮吾がゲスト出演。

デビュー50周年を迎えた郷ひろみの『GO!GO!!SPメドレー』には司会陣が参加するほか、“3時のヒロイン”をはじめとしたお笑い芸人やものまね芸人もゲスト出演して盛り上げる。

4~9月まで放送された朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』主題歌『燦燦』を歌う三浦大知にはヒロインを演じた黒島結菜がゲスト出演するほか、山内惠介と日向坂46、ゆずと関ジャニ∞もそれぞれコラボする。

『第73回紅白歌合戦』は、NHK総合、BS4K、BS8K、ラジオ第1にて、12月31日19時20分から放送される。

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