HYBEからBTSの弟分&TEAM日本デビュー!9人組グローバルグループに要注目!!
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『&AUDITION-The Howling-』から誕生した9人組
2022年も残り少なくなった12月7日、9人組のボーイズグループ“&TEAM”(エンティーム)が日本デビューを果たした。
オーディション番組『&AUDITION-The Howling-』出身で、9月3日に結成されたばかりの&TEAMは、わずか3カ月でのデビューとなった。
メンバーの中には韓国で放送されたサバイバルオーディション番組『I-LAND』で選ばれた4人も含まれている。
この4人はデビュー組として『&AUDITION-The Howling-』に参戦。
デビュー組の4人に加えて、11人の練習生の中から追加選抜された5人の計9人というメンバー編成の、日本発グローバルグループだ。
グループ名には「多様な9名が“&”でつながり、人と人、人と世界を結び付け、ファンと繋がり、ファンとファンとも繋がる。
そして運命共同体となり、よりよい自分へと成長するために個々のエネルギーを終結させて、自信の限界を超え続ける」」という意味が込められている。
12月7日にデビューEP『First Howling:ME』をリリースした&TEAMの所属レーベルは、“HYBE”の日本法人“HYBE JAPAN”傘下の”HYBE LABELS JAPAN“。
HYBEと言えば、BTSやSEVENTEENの他、Justin BieberやAriana Grandeなど錚々たるビッグアーティスト達が所属していることで知られる。
HYBE LABELS JAPANからのデビューに当たっては、「重みを感じる」と話すメンバー。
「音楽に、ステージに、パフォーマンス、そしてチームワークにこだわり、真摯に向き合うアーティストになっていきたい」と抱負を語った。

早くも冠番組がスタート
&TEAMのメンバーは、デビュー組のK(25歳)、NICHOLAS(20歳)、EJ(20歳)、TAKI(17歳)の4人と、FUMA(24歳)、YUMA(18歳)、JO(18歳)、HARUA(17歳)、MAKI(16歳)の5人を合わせたフレッシュな9人。
&TEAMの公式サイトのURLやSNSにおける公式アカウントのユーザー名やハッシュタグの表記は“andTEAM”。
メンバー全員で選んだファンネームは、フランス語で月を意味する“LUNÊ”。
“Light Up Energy”の頭文字を取って、「月のように&TEAMの将来を明るく照らし、今後&TEAMが前に進んでいくための原動力になる」という願いも込められている。
&TEAMは、デビュー前の11月から、初の冠番組『&TEAM学園』(日本テレビ系 毎週土曜 午後2:30〜)がスタートしている。
学園というタイトル通り制服姿の9人が、パフォーマンスでのかっこいい姿とは一味違う初々しい表情や素のトークが見られるとあって、ファンには大好評。
デビューEPのタイトル曲『Under the skin』のMVには俳優の坂口健太郎が出演していることも話題となっている。

兄貴分BTSのJINは入隊が正式発表
HYBE所属の先輩ボーイズグループにはBTSがいるが、メンバー達にとってBTSはもちろん憧れの存在。
BTSのように、長い時間が経ってもずっと仲良く、お互いを信頼しながら世界的に有名なアーティストになることを目標にしている。
その憧れのBTSからは、『&AUDITION』でコメントをもらったり、デビュー前にはスタジオに激励に来てもらったり、交流があるという。
そのBTSと言えば、&TEAMのデビュー前日の6日に、最年長メンバーのJINが韓国陸軍の新兵教育隊への入隊することが正式に発表になったばかり。
BTSの所属事務所“BIGHT MUSIC”がファンのコミュニティプラットフォーム“Weverse”を通じて発表したコメントによると、兵役の義務を履行するために、陸軍の現役兵として12月13日に入隊する。
尚、入隊当日に公式的なイベントが行われないとしている。
「新兵教育隊の入所式は、多数の将兵及び家族が共にする場であり、現場の混雑を避け、安全確保のために現場への訪問をご遠慮ください」とファンに呼び掛けた。
「JINへの温かい見送りと激励は、お気持ちだけ頂戴いたします」とのコメントも発表している。
JINの入隊に当たっては事務所に無断でツアーが各種企画されているが、アーティストのIPを無断で使用した各種ツアーやパッケージ商品などの被害に遭わないように注意喚起もしている。
さらに「JINが兵役義務を履行し、健康に復帰する日まで、どうかご声援のほどよろしくお願いいたします。
当社も持続的なサポートや努力を惜しまず、取り組んでまいります。ありがとうございます」と結んだ。

BTSに追い付け追い越せ!
現在グループとしての活動を休止しているBTS。
現在開催中のFIFAワールドカップカタール大会のオープニングセレモニーが11月20日に行われた際には、メンバーのJung Kookがワールドカップの公式ソング『Dreams』をパフォーマンスしたことが話題になったことが記憶に新しいが、この『Dreams』が12月6日に発表された米ビルボードの最新チャートの“ワールドデジタルソングセールス”で、2週連続の第1位を獲得した。
このほか、グローバルチャートの“ビルボード・グローバル・エクスクルーディングUS”と“ビルボード・グローバル200”でもそれぞれ6位と13位にランクインしたほか、“デジタルソングセールス”でも11位にランクインしている。
グループとしての人気も健在で、BTSが6月にリリースしたアルバム『Proof』はメインアルバムチャートの“ビルボード200”で、先週から9ランクアップの61位で、25週連続ランクインとなった。
さらに、“ビルボード・グローバル・エクスクルーディングUS”では、2020年の大ヒット曲『Dynamite』が141位、アルバム『Proof』に収録されている『Run BTS』が145位、イギリスのロックバンド“コールドプレイ”とのコラボ曲『My Universe』が152位、2021年の大ヒット曲『Butter』が189位と、グループの活動休止中にもかかわらず、相変わらずの人気ぶりを見せつけている。
BTSメンバーのそれぞれの動向も気になるが、弟分としてデビューした&TEAMが兄貴分BTSに追い付け追い越せるか要注目だ。
