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韓国で摘発された人肉カプセルの密輸入! 人肉カプセルの悪影響とは?

韓国で摘発された人肉カプセルのほとんどが中国からの密輸入

死産した胎児や胎盤を粉末や錠剤の形にした“人肉カプセル”を、この6年間に韓国国内への密輸入が摘発された数が1065錠(6件)に達したことが明らかになった。

大部分が中国から旅行者の携帯品として持ち込まれていた。

韓国与党“国民の力”の金映宣(キム・ヨンソン)議員が明らかにしたもので、2016年が476錠(1件)、2017年が279錠(3件)、2018年が300錠(1件)で、2021年にも10錠(1件)が摘発されたという。

6件中5件が中国からの入国者から摘発されたものだったことがわかっている。

2016年から2018年に摘発された5件は中国初の旅行客から摘発されたもので、2021年に摘発された1件だけが別の国から持ち込まれたものだった。

つまり、中国からの人肉カプセルが、過去6年間で摘発されたうちの83.3%にも上ることになる。

ただし、摘発された中国からの旅行者の中には中国以外の国籍もあり、摘発された旅行者は個人的用途で購入したと証言しているが、持ち込んだ背景をさらに詳しく調査する必要があると話している。

人肉カプセル

人肉カプセルが与える悪影響

人肉カプセルは反倫理的であることはもちろんだが、それだけでなく製造や流通の過程が非衛生的且つ人体に害がおよぶことがあり、通関規制を強化するべきだと指摘されている。

2012年の食品医薬品安全処の分析結果によると、人肉カプセルから汚染された細菌や肝炎ウイルスが大量に検出されたことがあるという。

具体的には、人肉カプセル12種を用いて微生物検査を実施した結果、最高で基準値の18万倍もの一般細菌が検出された。

そのうち1件の人肉カプセルではB型肝炎ウイルスが検出され、1錠でバクテリアなどの細菌が187億匹も検出されていた。

2011年に韓国の税関で初めて人肉カプセルが見つかったときはかなりの衝撃があり、社会的な波紋を引き起こした。

当時はテレビ番組が、出産過程から出る胎盤と死産した胎児を使って人肉カプセルを製造する過程を公開したこともあった。

それから10年以上経過した今もなお滋養強壮剤と誤って宣伝されて密輸入しようとする動きがあることに、新たな衝撃が広がっている。

金議員は、「国民の安全のために通関の段階で不適切な物品が国内に搬入されることを徹底的に遮断しなければならない」と述べた。

細菌や肝炎ウイルス

中国における人肉の歴史

中国の『三国志』には、登場人物が自分の妻の肉を食べさせるという衝撃的な場面がある。

実際には中国人に人肉を食べる文化はないが、歴史を紐解くと人肉の提供が美徳とされる時代もあったようだ。

日本の遣唐使を派遣した唐の時代から、中国では人肉を食べることへの抵抗感が減ったと言われている。

『資治通鑑』には、人肉の市場価格が暴落したとされる記録が残っている。

その後、元の時代では社会的に“自らの肉を病気の夫などに食べさせるということが美談として称賛され、政府が絹や羊、田を与えて報いたという記述が元代の「事林廣記」の中に見られる。

中国の歴史上、人肉食には5つのパターンがあったとされている。

1つ目は、凶作により食べ物がなく飢餓状態のときに、親が子どもの肉を食べたり市場に人肉が売られたりしたこと。

2つ目は唐の時代、敵に囲まれて食べ物がなくなったとき妻や従者を殺し、その肉を食べたという事例。

3つ目は、人数は少ないが中国には人肉が好きな人間がいて、人肉を食べていたというもの。

4つ目は、ある人物への憎悪が極限まで高まると、その死肉を食べるということがあったこと。

5つ目として、唐の時代『本草捨遺』という薬の書物に、人肉が薬の材料として加えられ、人肉を薬とする考え方が広がったとされるもの。

しかし、中国には以上のような考え方があったというだけで、一般的に人肉を食す文化があったというわけではない。

飢餓や戦争において、食べ物がなくなったときに人肉を食べたとされる事例は、ヨーロッパや日本の歴史にもあることである。

胎盤は食べられる?

人肉カプセルに使われているとされる胎盤を、海外のセレブや日本の芸能人が食べたというニュースを目にしたことはあるだろうか。

最後に胎盤を食べるという人は、実際にいるようである。

一部の人の間では、胎盤食は産後うつの予防や産後直後の痛み緩和などの効果があると言われている。

ほかにも美肌や気分改善に効果があるという説や、母乳の出がよくなったり鉄分の補給になったりするなど健康的なメリットがあると言われている。

ただし、これらの説には科学的根拠はなく、胎盤食は害を及ぼす可能性があるという指摘もあり、真意のほどは不明である。

しかし、胎盤には多くの細菌やウイルスなどが含まれており、胎盤をもし生で食べるとこれらの病原体も口にしてしまうことになる。

乾燥などの処理を施したとしても、感染の原因となることはあるので、要注意。海外では生のままの胎盤をスライスしたり加熱調理したりするほか、カプセルに詰める、

他の食材と一緒にスムージーにするなどの方法で摂取する人が実際にいて、胎盤をカプセルに加工するサービスもあるらしい。

アジアでは漢方薬として使われていた歴史もある。

人肉や胎盤など日常の食生活では考えられないが、実際の問題として起こっているというにわかには信じがたい事実がある。

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