社会・文化

成人式で暴走行為 男女26人摘発される

「一生に一度の成人式だから目立ちたかった。」

21日、東京都東大和市の成人式の会場周辺で改造したバイクや車に乗って集団で暴走行為をしたとして、警視庁は東京都武蔵村山市の建設会社社長、儀保(ぎぼ)恭祐容疑者、男性計4人を道交法違反などの容疑で逮捕した。

また暴走行為に関わったとされる都内の17~21歳の男女22人を書類送検したと明らかにした。

容疑は、今年1月10日午後3時半ごろ、西武拝島線東大和市駅のロータリーから大和市の成人式の会場であった市民会館「ハミングホール」までの約500メートルの道のりを、改造車や改造バイク14台を低速で、練り歩くように走行させ他の車の交通を妨害した疑い。

当日は、無免許運転や無車検の車も確認されていた。

警察の調べに儀保容疑者は「一生に一度の成人式なので、皆の前で目立ちたかった。」「自分たちの代の成人式が一番いい走行だったということを先輩や後輩に誇示したかった」などと話しているという。

儀保容疑者は、成人式を祝うはかまを着て、立ち乗り電動2輪車に乗り車両を先導していた。

調べに対し、儀保容疑者は「集団の先頭でセグウェイに乗ったことは間違いないが、前にも同じ事をしているのに、自分だけ集団暴走で逮捕されたことは納得いかない」と供述し、一部容疑を否定している。

インスタグラムで参加者を募集

儀保容疑者は、成人式当日に自身のインスタグラムで、「新成人の方々は仲良く、皆で写真を撮りましょう」と暴走行為の参加者を募り、17~21歳の男女らが東大和市駅のロータリーに集まった。

2か月後に、儀保容疑者は「令和四年 成人式」と題して、自らの危険な暴走行為を誇るような動画を作成し、インターネット上で拡散させた。

参加した26人は、はかま姿で集まり、派手にデコレーション改造した車やバイクにのぼり旗を立てて低速で走行していた。

近隣住民の反応

現場近くに住む住人らは「集団でいて、拡声器で大きい音を出していた」「改造車に乗っていてちょっと怖かった」「蛇行運転していたので、車が通れなかった」などと当時を振り返った。


26人摘発 22人を書類送検 4人は逮捕

今回摘発された26人のうち、2人が容疑の一部を否認、1人が完全に否認し、残りの23人は暴走行為の容疑を認めているという。

東大和市内では、過去数年間のあいだにも、成人式の会場付近で同じような集団走行があったとみられるが、摘発や逮捕まで至ったのは今回が初めてだという。

警察から調べに対し、儀保容疑者は「集団の先頭で立ち乗り電動2輪車に乗って列を先導したことは間違いないが、今年だけ集団暴走で逮捕されたことは納得いかない」と供述している。

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