活動休止中のBTSメンバーのソロ活動と気になる今後の入隊
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ジョングクがカルバン・クラインのアンバサダーに就任
2022年12月に最年長メンバーのJINが1年半の兵役義務に入り、2025年までの予定で活動休止中の韓国の人気グループ防弾少年団(BTS)。
今後はほかのメンバー達も兵役義務に就く予定だが、時期はまだ発表されていない。
そんな中、それぞれのメンバーがソロ活動を活発化させている。
まず1人目は、このたびファッションブランド“Calvin Klein(カルバン・クライン)”のジーンズやアンダーウエアの“ブラック&ホワイトキャンペーン”のグローバルアンバサダーに就任したことが発表されたジョングク。
解禁されたモノクロのビジュアルでは素肌にデニムジャケットを羽織り、鍛え上げられた腹筋を披露している。
ほかにも1990年代風のストレートジーンズやゆったりとしたシルエットのデニムシャツ、スタンダードなロゴをあしらったTシャツなどを着用したビジュアルが複数公開された。
ジョングクはアンバサダー就任にあたり、
「僕は長い間、カルバン・クラインのファンであり、彼らの新しいグローバルアンバサダーに就任したことに感激しています。
カルバン・クラインのヘリテージやブランドの価値観には共感しており、今回のパートナーシップは非常に特別なもの。
音楽は世界中のファンとコミュニケーションをとる方法ですが、このパートナーシップは別の形でファンとつながる新しい機会になると考えています。
今回のキャンペーンで僕の新しい一面を見ていただけることが楽しみです」とのコメントを発表した。
カルバン・クラインのグローバル・マーケティングを手掛けるジョナサン・ボトムリー氏は、
「我々は文化的影響力や価値が、我がブランドと一致するグローバルな人材とともに歩めるようになったことを誇りに思う。
ジョングクは全世界をひっくるめて、最も人気のあるアーティストの1人であり、音楽スタイルすべてを通じ、世界中の観客とコミュニケーションを図ることができる史上まれに見る能力を持っている」とジョングクを絶賛。
「ジョングクがカルバン・クラインチームに合流したことはとても喜ばしく、幸運だと思っている」とコメントした。

メンバーが続々とブランドのアンバサダーを務め影響力の大きさをアピール
ほかにも、有名ブランドのアンバサダーに就任したメンバーはいる。
2月には、J-Hopeがルイ・ヴィトンのブランドアンバサダーに就任。
2021年4月にBTSがルイ・ヴィトンのアンバサダーに就任し、ルイ・ヴィトンは「21世紀のポップアイコン」との賛辞を送っていた。
J-Hopeがアンバサダーに就任する前の1月には、フランスのパリで開催されたファッション・ウィークで、メンズ・ウェアのショーに出演。
ルイ・ヴィトンは「メゾンの新たな章に、その独自の魅力とスタイルを持ち込んでくれるだろう。
その高らかなエネルギー、正確な振り付け、クリエイティブな音楽の方向性で世界中のファンから愛されており、
ステージの内外かかわらずポジティブな存在であるJ-Hopeは、アーティスティックな境界を押し広げ、世界中のオーディエンスをインスパイアし続けている」
とJ-Hopeについても絶賛し、大きな期待を寄せている。
ほかにも、ジミンはディオール、シュガはヴァレンティノのアンバサダーを務め、音楽のみならずファッションやポップカルチャーの面でも影響力の大きさを見せつけている。

音楽面での活躍と2人目の入隊メンバー
もちろん音楽でも活躍しているメンバーはいる。
ジミンが3月24日に初のソロアルバム『FACE』をリリースしたが、日本での初週売上枚数22万5千枚を記録し、オリコン週間アルバムランキングで初登場1位を獲得。
2023年に入り、ソロ・アーティストがアルバムチャートの首位を獲得するのは初で、ソロ・アーティストの初週売上枚数も今年最高となった。
スペインやギリシャ、メキシコなど世界63カ国のiTunes“トップアルバム”チャートでも1位に輝いた。
また、アルバムの収録曲『Like Crazy』が世界最大の音楽配信サービス“Spotify(スポティファイ)”の“デイリートップソンググローバル”チャートでも1位を獲得している。
アルバムリリース日の3月24日は2位で、再生回数は663万4838回。
翌25日は3位に後退したが、26日に1位に輝いた。
そのほか、米国、英国、カナダなど世界111の国や地域で、iTunesの“トップソング”チャートでも1位を記録。
ミュージックビデオもさまざまな口と地域のYouTube人気急上昇チャートで上位に入るなど、驚異的な売上を記録している。
そして、2022年6月にリリースしたBTS結成9周年を記念したアンソロジー・アルバム『Proof』が、米国のチャート“ビルボード200”で41週連続ランクインを果たし、グループとしての人気も変わらず健在であることを示した。
入隊時期は明らかになっていないが、JINに続いてJ-Hopeの入隊も決定し、入隊手続きを開始したことが報道された。
3月15日にはInstagramに
「楽しかったです!
そして幸せでした。
勝利よりは真実に、成功よりは僕のなかの光に満足しているので。
意味深い曲を聴いてくださったことに感謝しています。
愛しています!」などのメッセージを投稿した。
今後のメンバーの入隊が気にあるところだが、ソロとしての活躍ぶりにも目が離せない。
