米ホワイトハウス、BTSとバイデン大統領の会談を発表!
海外アーティストの招待は異例中の異例
27日、韓国の大人気アーティストBTS(防弾少年団)が、今月31日にアメリカのバイデン大統領からホワイトハウスに招待されたことが明らかになった。
現在、全米中で問題となっている、アジア人差別問題や多様性の重要性について対談すると発表した。
米国では、新型コロナウイルスが中国の武漢から世界に拡大していった事をきっかけに、アジア人に対する差別や暴力行為などが急増し、ヘイトクライムが全米中で起こっている。
先日14日には、ニューヨーク州のスーパーマーケットでヘイトクライムを動機に銃乱射事件が起こるなど、アメリカ内で深刻な人種や社会の分断が起こっている。
これらの事件を受けて、バイデン政権が対策に乗り出した形である。
BTSは全世界へ希望のメッセージを伝える「青年大使」として、ホワイトハウスは将来を期待しているアイドルグループとしている。
今回は、バイデン大統領自身が個人的にホワイトハウスに招待したもので、海外アーティストの招待は過去に事例がないという。

BTSが世界中で人気の理由
BTSはこれまでに国連総会に出席。持続可能な開発目標(SDGs)をテーマにしたスピーチとフォーマンスを披露し、話題になった。
BTSは音楽界最高の栄誉とされるグラミー賞に海外アーティストとしてノミネートされるなど、アメリカでも人気が高い。
専門家にBTSが国連やホワイトハウスに呼ばれる理由を、「BTSはヒップホップアイドルで、メッセージ性、社会性を強く出しているという特徴がある。
世代に強い影響力を持つBTSからのメッセージであれば世界中に響くだろうということで要請したようだ」と説明する。
また、BTSが何故世界中で人気かという質問には「BTSの一番の特徴で良さでもあるのが、本当に素のままだということだ。20代後半の若者7人が、何かを狙うというよりは、個性や思いをそのままぶつけていく。等身大で、カッコつけないのが彼らの魅力だろう。それはワールドスターになっても変わらない。」と話す。
BTSは多様性を受け入れようとする現代社会にとって、様々な個性が輝くうってつけのアイドルグループであり、ファンたちは、それに魅了されるのであろう。

