立民・枝野代表が辞意表明「ひとえに私の力不足」とお詫び

立憲民主党の衆院選での敗北を受けた枝野代表は、11月2日午後に党の役員会で代表を辞任する意向を表明しました。

「ひとえに私の力不足で、心からお詫びを申し上げる次第です。新しい代表のもとに新しい体勢を構え、来年の参議院選挙、そして次の政権選択選挙に向かっていかなければならないということを決断いたしました」

昨日、午後1時に行われた党の役員が集まる役員会で、枝野代表は代表を辞任する意向であることを表明しました。


今月開かれる予定の特別国会の閉会日をもって辞任するとしています。

立憲民主党は今回の衆院選で、公示前の110議席から96議席へと14議席減らすなど、党内では共産党を含めた野党共闘について評価する声があるものの大幅な議席減となったことを受け、立憲民主党内の執行部責任を問う声が次第に強まっていたとされる。

政権交代

ネットユーザーからの声

枝野代表のこの声明を受け、ネット上のユーザーからは「当然」、「仕方ないこと」などこれまでの枝野代表の取り組みなどに対する否定的な意見などから、今回の辞任については辛辣なコメントが目立ちました。

「枝野さん、残念ながらあなたでは政権を取ることは出来ないです。立憲民主しかり、自民党もその他の党もどんどん党首が変わってください。共産党や社民党、公明党のように続くと、党の人員経験の厚みはほぼ変わらず、どんどん厚みを増していかないと本当に日本政治が終わります」

「後手後手の立憲。枝野氏の辞任表明は相談するのではなく、自らの意思で当日中に表明するべきでした。また、代表選挙も衆議院選挙前にやるべきだった。自民党幹事長の甘利氏との判断スピードが違いすぎます。次期総理大臣候補者といい、政権選択選挙を風呂敷を広げた割には決断力の無さ、選挙に向かう代表としての覚悟の無さがあらわになりました」

「共産党との選挙協力が成功だったのかと言われれば、連携不足もあったかもしれないが、失敗だったと言わざるを得ない。今回の選挙では特に連合をはじめとする組織票が逃げてしまう感がある。それはかつての民主王国と言われた愛知の獲得議席の状況が象徴的に物語っている。立憲民主党の代表選での主な議論は2つ、共産党との協力はこの先も続けていくのか、それとも続けないのか。また、多くの国民から不安視されている外交安保政策では、どう議論されるのか。。。」

「立憲民主党は枝野氏が立ち上げた政党で、枝野氏本人の色が強く、個人政党のイメージがする。他の人が代表になっても立憲民主党ではなくなってしまう感じがする。
ここは一旦、離党し新党を立ち上げて最初から出直した方がいいのではないだろうか。今までの過程で、どれだけ仲間が集まるのか再度挑戦してみたらよくわかると思う。そもそも極左の強い共産党と組むことで何がやりたかったのか、よく分からない。政権には加わらない閣外協力で他の政党とどうやって連立するつもりだったのか、
次の新政権の姿もまったく想像つかない。2代政党も本当に目指していたのかよく分からないし、政権奪取なんてまったくもって無理だったと思う」

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立憲民主党

立憲民主党は2017年10月に結党され、20年9月に解党された政党である。


かつて日本の政党として存在した自由、共生、未来への責任を理念とする民進党代表で代行であった枝野幸男を中心に立憲主義・草の根民主主義を掲げ結党された。


2017年9月、民進党代表選で前原誠司の対抗馬として出馬していた枝野幸男代表代行が、衆議院議員総選挙を前に前原の率いる民進党が希望の党へ事実上の合流を決めた際、民進党や左派を排除するとの希望の党の小池百合子代表の方針を受け、それに反発した議員の受け皿として結党された。

枝野幸男

弁護士であり、日本の政治家として立憲民主党元代表。


東北大、法学部に進学し法曹界を目指すようになり、24歳の時に司法試験に合格したのち、東京の法律事務所に就職した。


1992年、元熊本県知事で日本新党を結党した細川の「今や失われている理想主義の旗を掲げて」という言葉に心を打たれ、応募を決意するとともに論文を提出した。

枝野は日本新党へ150人の応募者の中から15人書類選考を通過後、二次審査にも合格し政界へ進出した。


枝野は自身について「リベラルであり、保守である」と述べており、この2つの概念は対立しないとの見解を示している。

さらに枝野は「和を以て尊しとなす」というように自由を大事にしつつ多様な価値観を求めること、自由放任な自己責任論ではなく、お互いに支え合うことを大事にすると、「保守の伝統」を大事にしたいと述べている。

政治不信

日本共産党

日本共産党はマルクス主義とよばれる科学的社会主義の理論のもと、社会主義・共産主義の社会実現を目標とする左派政党である。


党員は30万人ほど抱えるなど西側諸国では最大規模の共産党となっているだけでなく、国会議員数は衆議院議員12名、参議院議員13名、約2800人の地方議員を抱え、日本共産党が与党の自治体も現在64ほどある。


また、女性議員数が最大の政党で現存する日本の政党としては最大の歴史を持つ政党になっている。

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