社会・文化

丸亀製麺の新商品“丸亀シェイクうどん”にカエルが混入!ほかにもカエルの混入が相次いでいるのはなぜか?

カエルが混入した写真と動画をTwitterに投稿

人気うどんチェーン店“丸亀製麵”が5月16日に販売を開始し、3日間で累計販売数が20万食を超える大ヒットとなり、SNSでも話題になった新商品“丸亀シェイクうどん”。

しかし、その新商品のラインナップの1つである“ピリ辛坦々サラダうどん”にカエルが混入していたことがわかり、大ヒットに水を差す事態となっている。

丸亀シェイクうどんは、縦型のカップに入ったうどんをシェイクして食べるテイクアウト商品。

今までにはない新しいタイプのうどんで、大々的なCM効果もあり販売開始から人気商品となっていた丸亀シェイクうどんにカエルが混入していたのは、発売からわずか5日後の5月21日。

翌22日に、縦型のカップの底にカエルが入っている写真と動画がTwitterに投稿された。

5月23日、店舗を運営する丸亀製麵(東京都渋谷区)は混入を認め公式サイトに「お詫びとお知らせ」という文書を掲載。

「お申し出をいただいたお客様、ならびに日頃から丸亀製麺をご愛顧いただいているお客様に対し、多大なるご心配とご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

Twitterに投稿した人は、食べ終わる頃にカエルが混入していることに気付いたという。

丸亀製麵によると、丸亀製麺諫早店で販売したテイクアウト用のピリ辛担々サラダうどんにカエルが混入。

野菜加工工場において、原材料に混入したことがわかり、管轄保健所の指導の下、生野菜を扱う取引先の全工場において立ち入り検査を実施。

検品体制を強化するとしている。

そして生野菜(サラダミックス)を使用する一部商品は、5 月 23〜25 日の3日間、販売を休止。

今回の事態を真摯に受け止め、再発防止に努めることも発表した。

販売開始から人気商品となっていた丸亀シェイクうどん。
販売開始から人気商品となっていた丸亀シェイクうどん。

相次ぐ野菜へのカエルの混入

青汁のネット通販が爆発的にヒットしたことから、“青汁王子”の名で知られる実業家でYou Tuberの三崎優太氏は、5月24日に自身のTwitterを更新し、「すぐに事実確認して謝罪って企業の対応として素晴らしい」と丸亀製麵の対応を称賛した。

投稿では、「食品を扱う以上、虫や生き物の混入は避けられないこともあると思う」と理解を示し、「海外に行くと痛感するけど、日本人は食べ物に完璧を求めすぎ」と綴った。

実は、食品にカエルが混入するケースは丸亀製麵だけではない。

スーパーなどで販売されたサラダ類にも、カエルが混入するケースが相次いでいるのだ。

5月11日には、長野県上田市内のスーパーで購入したサラダにカエルと見られる異物が混入した。

サラダを購入した客からスーパーに連絡が入り、発覚。

サラダを製造したのは松本市内の総菜メーカー“デイリーはやしや”。

混入していたのは、“緑黄色野菜がとれるパリパリ麺のサラダ”という商品。

調査の結果、混入していたのは国内に広く分布するニホンアマガエルで、体長は2〜4センチほど。

原材料の野菜に混入したと見られる。

販売したスーパーに8食分納品し、混入発覚後に3食分回収できたが、ほかに混入を訴えた人はいない。

同社は「消費者の皆さまにご迷惑とご心配をおかけしたことをおわびしたい。

事態を重く受け止め、再発防止策を講じる」としている。

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