社会・文化

としまえん跡地にハリポタ施設、来年の夏オープン!詳細発表に、歓喜に沸くハリポタファン達!

ハリポタファン待望の新施設オープンを発表

12月1日、ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン合同会社は、東京都練馬区の東京都立練馬城址公園に隣接する“としまえん”の跡地に、“ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 _ メイキング・オブ・ハリー・ポッター”を2023年夏にオープンすることを発表した。

発表された12月1日は、21年前の2001年に『ハリー・ポッター』シリーズ第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』が日本で公開された記念日。

同時に、新施設をイメージしたクリエイティブ・アートも公開され、ファンの期待は高まっている。

『ハリー・ポッター』は、J.Kローリング原作のベストセラー小説のシリーズ。

ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 _ メイキング・オブ・ハリー・ポッターは、シリーズの中から映画化された8本のほか、『ファンタスティック・ビースト』シリーズも含めた映画製作の舞台裏の世界を楽しめるウォークスルー型のエンターテイメント施設で、アジアでは初のオープンとなる。

ロンドンに2012年にオープンした“スタジオツアーロンドン”は、これまでに1600万人以上が来場し、現在も予約が困難なほどの大人気。

世界で2カ所目のスタジオツアーになるため、日本だけではなく世界中のハリポタファン注目の施設だろう。

敷地は、東京ドーム2個分となる約9万平方メートルという広さ。

実際に映画製作に携わった世界最高峰のクリエイター達が作り上げた素晴らしいセットの数々を満喫しながら、映画製作の裏側を学ぶことができる。

原作や映画でおなじみの“ホグワーツ魔法魔術学校の大広間や、魔法界へと続く“9と3/4番線”のホグワーツ特急、ダイアゴン横丁、禁じられた森などの映画の名場面のセットの中を歩き、映画の中と同じあこがれの魔法界の一員になった気分が味わえることが期待できる。

他にも、職人達の技術が集結されて作り上げられた小道具や、実際の撮影で着用された衣装も間近に見ることができる。

さらに、魔法の動物たちに会えるスポットや、ホグワーツの動く階段エリアでは、肖像画の前で自分達の姿を撮影すると、実際に動く肖像画になったようなインタラクティブな体験可能なエリアがあり、ホグワーツ特急の座席に座って、グリーン・スクリーンの技術を用いてホグワーツへの旅が体験できたり、クィディッチの応援もできたりするという。

そして、写真や映像を撮影してシェアができるほか、映画の制作過程を学ぶクラスに参加することもできるとのことなので、それぞれ自由にハリポタの世界観を味わうことができそうだ。

2023年夏にオープン!
2023年夏にオープン!

Twitterでは“としまえん”がトレンド入り

ツアーの中にはバックロッドカフェがあり、魔法使いの飲み物としておなじみの“バタービール”を飲んだり、その他のカフェでは英国風の食事やスイーツを食べたりすることができるのも魅力。

尚、スタジオツアーは日時指定の完全予約制。混雑に当たらずに、自分の思うように魔法界を楽しむことができそうだ。

日本でハリポタの世界が楽しめるスポットとしては、大阪の“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”内の“ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター”が大人気だが、東京でもさらに広く内容も盛りだくさんの施設ができるとあり、ネット上はハリポタファンからの歓喜の声が上がっている。

Twitterには「行きたすぎ!」「大ファンだから泣きそう!」などのツイートが溢れ、“としまえん”がトレンド入りした。

オープン後はしばらくの間、ロンドンのように予約するのが困難な事態が予想される。

あのバタービールも飲める!
あのバタービールも飲める!

日本は完璧なロケーション

としまえんと言えば、東京都練馬区向山三丁目にあり、西武グループに属する株式会社“西部園ゆうえんち”が運営していた。

1926年(大正15年)から2020年(令和2年)8月31日に惜しまれながら閉園するまで94年にも渡って営業していた、まさに日本の遊園地の草分け的存在だった。

スタジオツアーの計画は、としまえんが閉園する半年ほど前の2020年2月には明らかにされていたので、ファン達は2年以上詳細の発表を楽しみに待っていたので、待ちに待った情報解禁だったというわけである。

来年の夏が待ちきれないというファンが多いだろうが、スタジオツアー東京は、スタジオツアーロンドンに比べて施設の建物が大きく、セットのスケールも大きいとのことなので、期待はますます高まる。

現在は、スタッフ達が来日してセットを組み立てているとのことで、どんな具合に出来上がってきているのか興味は尽きない。

スタジオツアーロンドンの構想から関わり、スタジオツアー東京の責任者も務めているワーナー ブラザース ワールドワイドスタジオツアー&リテイルのエグゼクティブ・バイスプレジデントであるサラ・ルーツ氏は、「日本のハリー・ポッターファンの多さは世界でも群を抜いているので、日本は私達にとって完璧なロケーションでした」と話す。

「スタジオツアーはファンのためのホームなので、ファンがいることが第一。

アジアにはこのようなツアーが存在していなかったこともチャンスでした」と語り、東京は人口が多く、海外からの観光客も多い点も、今回選ばれた理由だと説明した。

2022年も師走を迎え、2022年が近付いてきているが、夏にはお目見えするスタジオツアー東京。

「来年の話をすると鬼が笑う」と言うが、鬼にいくら笑われても、ハリポタファンにとってはスタジオツアー東京の話題が尽きないことであろう。

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。