芸能

2年越しの東京での開催。「木梨憲武展Timing-瞬間の光り-」

今回の東京会場がグランドフィナーレ

3日、お笑い芸人の木梨憲武が自身の展覧会「木梨憲武展Timing-瞬間の光り-」の東京会場での開幕を前に上野の森美術館で会見した。

木梨は14年~16年まで、「木梨憲武展×20years」をすでに全国8会場で開催し、アーティストとして高い評価を受けていた。

18年にはイギリス・ロンドンやアメリカ・ニューヨークでも個展を開催し、『OUCHI』や『REACH OUT』シリーズなどを人気作品を発表した。

今回の美術館ツアーは18年7月からスタートしたにも関わらず、新型コロナの影響で東京での開催が2年延期となっていた。

展示されている作品について、取材陣から問われると「朝、ジジイの早起きを利用して、ボンド、はさみ、段ボールを使って作った作品がある。誰でも作れるので、ぜひ真似してほしい」と冗談で会場を沸かせた。

毎回、展示方法が異なるこだわり

「木梨憲武展Timing-瞬間の光り-」は、木梨自らがすべての会場で展示方法を決め、会場ごとにスタイルが異なる美術展である。

今回は妻の安田成美と共に展示方法を決めてたそうだ。絵画だけではなく、映像、オブジェなど木梨ワールドをより楽しめる作品約200点を展示している。

今回の展覧会について、木梨は「東京の展示会は2年間、コロナ禍で延びたので、その間に地方の美術館に行って、新たに描いたものをプラスした展覧会になった。悲しいテーマの作品はほとんどないので、何かを感じてもらったりしたらいいなと思います」と語った。

作品の見方に付いては「思ったこと感じたことを、色や線で描いたものなので、それを感じてもらって、新しいことをやろうと思ってもらえたらうれしい。作品にテーマはつけてありますが、それぞれ自由にタイトルも感じてください。余白のある展覧会です」とコメントを残した。

今回の会場では拡張現実技術を利用し、木梨がVR空間に描いた木の幹に、来場者が花を咲かせる参加型の3Dデジタルアートなども展示されている。

AR技術を駆使した作品について、木梨は「現代のアート作品も用意していて、新しい試みもしている」と新しい形のアートを取り入れたことを話した。

展示会の中でとりわけ目立つ4メートルほどのオブジェについては「将来的に、このオブジェは、太陽の塔(岡本太郎が作った作品)のような大きさにしたい。その中でお茶を飲めるような喫茶店にできたら」と今後の夢も語った。

「木梨憲武展Timing-瞬間の光り-」は東京台東区にある上野の森美術館で6月4日~6月26日まで行われている。

木梨のポジティブな性格が表現されている作品が多いので元気になれる事間違いなしだ。

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