King & Prince、 史上最高184.1億円の売上と上半期チャートで7冠達成!
2023年上半期のチャートを席巻
人気アイドルグループKing&Princeが、2023年上半期の音楽作品や映像作品の売上が史上最高額の184.1億円を達成。
6月29日に発表された“オリコン上半期音楽ランキング2023”では“アーティスト別セールス部門トータルランキング”で1位を獲得したほか、“作品別売上数部門”でも7つの部門で1位に輝き、上位を独占した。
King&Princeがトータルランキングの1位を獲得するのは初めて。
同ランキングで売上が100億円を超えたのは、2013年度に先輩グループの嵐が達成した109.5億円以来10年ぶりの快挙。
100億円超えを達成したのは、King&Princeと嵐の2組のみとなる。
作品別売上数部門を見てみると、2月にリリースしたシングル『Life goes on/We are young』が“シングル”と“合算シングル”の2部門で1位。
4月にリリースした自身初のベストアルバム『Mr.5』が“アルバム”と“合算アルバム”の2部門で1位。
そして映像作品『King&Prince First DOME TOUR 2022〜Mr.5〜』が“DVD”“Blue-ray Disc”“ミュージックDVD・Blue-ray Disc”の3部門で1位となり、7冠に輝いた。
上半期シングルランキングと上半期アルバムランキングの2部門で同時に1位を獲得した男性アーティストは、1973年度の宮史郎とぴんからトリオ、1988年度の光GENJIに続く史上3組目で、光GENJI以来35年ぶりとなる。
尚、上半期合算シングルランキングと上半期合算アルバムランキング2部門の同時1位獲得は、King&Princeが史上初となる快挙を成し遂げた。
尚、ランキングの集計期間は2022年12月26日付から2023年6月19日付で、実質的な集計期間としては2022年12月12日から2023年6月11日となっている。

結成からデビュー、そして現在までのグループの軌跡
ジャニーズ事務所所属のKing&Princeは、ジャニーズJr.時代の2015年に“Mr.King VS Mr.Prince”として平野紫耀、永瀬廉、髙橋海人、岸優太、神宮寺勇太、岩橋玄樹の6人で結成。
グループ内に平野、永瀬、髙橋のMr.Kingと岸、神宮寺、岩橋のMr.Princeの2つのユニットが存在するという形態だった。
その後、メンバー6人でデビューしたいと、当時事務所の社長だったジャニー喜多川氏にメンバーが直談判し、2018年にKing&Prince と改名し、同年4月にシングル『シンデレラガール』でCDデビューを果たした。
デビュー曲は、発売日に売上31.8万枚を記録し、デイリーチャート、ウイークリーチャートともに初登場1位を獲得。
同年10月に、岩橋がパニック障害の治療のため活動を休止。
その後、2021年3月にグループを脱退するとともにジャニーズ事務所を退所。
2022年11月には、平野、岸、神宮司の3人が、2023年5月をもってグループを脱退することを発表。
今年5月22日に平野、神宮司。
岸はグループを脱退し、平野と神宮司は同時に事務所も退所。
岸は、自身の主演映画のプロモーション活動終了後の9月に事務所を退所することが発表されている。
現在は永瀬と髙橋の2人体制で活動を継続しているが、このたびの快挙達成について永瀬は、「賞の数も規模も大きすぎて、全然実感が湧いていない」と喜びよりも戸惑いが大きい様子。
しかし、「めちゃめちゃ嬉しいですし、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも、いろんな賞をいただけるように頑張りたいと思います」と感謝した。
髙橋は、獲得した8つのトロフィーについて、
「ファンの皆さんに感謝ですよね。
こんなに賞をいただけたのも、キンプリファミリーでずっと積み重ねてきた歴史の上にあるものなので、この結果をこれからもっと超えられるように頑張ります」と決意を語った。

5人で打ち立てた記録に感謝
今回たくさんの記録を樹立したことについて、
「僕ら5人と応援してくださっているファンの皆様と一緒に獲れた賞だと思っています」と感謝した永瀬。
髙橋は「自分達が大切に作り上げてきた音楽を皆さんが真っすぐに受け取ってくれたから、こんな素敵な結果につながった」と改めてファンへの感謝の気持ちを強調した。
また、デビュー5周年という記念すべき節目での記録達成について、
永瀬は「これまでやってきたことや苦労したこと、悩んだことを踏まえて決断した僕らの行動は正しかったんやって証明してもらえた気がします」と喜んだ。
「今回いただいた賞は、僕ら5人と応援してくださっているファンの皆様と一緒に獲れた賞だと思っています。
これからも感謝の気持ちと賞をいただけたこと。
そしてこれまでの(King & Princeの)歴史に誇りを持って、ファンの人達と向き合いつつ全力で楽しんでいきたいです」(永瀬)。
「自分達が大切に作り上げてきたものを皆さんがすごく真っすぐに受け取ってくれたから、こんな素敵な結果になったのだと思います。
これからもキンプリチームとしてみんなのことを考えて、楽しんでもらえるようなものを作り上げていくので今後ともよろしくお願いします」(髙橋)と、ファンへのメッセージを語った2人。
現在は2人で活動している“キンプリ”だが、今回の記録は脱退したメンバーを含めた5人で達成した記録。
脱退したメンバー達も誇りに思っていることだろう。
