大ヒットドラマ「きのう何食べた? season2」の放送が決定!気になるストーリーは?
前作は深夜ドラマとして異例の大ヒットと高評価
よしながふみ原作の漫画を西島秀俊と内野聖陽のダブル主演でドラマ化し、大ヒットした『きのう何食べた?』(テレビ東京系)の続編が制作されることがわかった。
タイトルは『きのう何食べた? season2』で、2023年10月クール(毎週金曜深夜0時12分〜)に放送される。
2019年4月クールに放送された前作は、深夜枠のドラマとしては異例の大ヒット。
Twitterの世界トレンド1位や見逃し配信の再生数が全12話で100万回を超えるなど、数々の記録を打ち立てた。
また、“第16回コンフィデンスアワード”のドラマ賞や“第101回ザ・テレビジョン ドラマアカデミー賞”で最優秀作品賞を受賞するなど、作品としても高く評価された。
大ヒットを受けて、2020年元日にスペシャルドラマが放送され、2021年には映画化。
映画は興行収入14.1億円を記録し、映画も大ヒット。
料理が上手で、倹約家で几帳面の弁護士、筧史朗(シロさん)と、気さくで人当たりがよい美容師、矢吹賢二(ケンジ)の中年カップルが、2LDKのマンションで同居する様子を描いた同作。
シロさんを西島、ケンジを内野が演じ、男性カップルの人生の機微や、少しほろ苦く、温かな2人の暮らしを丁寧に描いた。また、毎回ドラマの中で作られる料理の数々も人気を呼んだ。

気になるseason2のストーリーは?
原作は、電子版も含むシリーズ累計945万部を突破した大ヒット漫画。
2007年から『モーニング』(講談社)にて、月1のペースで現在も連載中。
新作ドラマの制作にあたり、原作者のよしなが氏は、
「ドラマseason1、お正月スペシャル、映画、そして今回のドラマseason2と、この間に世の中もいろいろな事がありました。
私達と同じように年を重ねた史朗と賢二にまた会えると思うと本当に嬉しいです。
美味しそうなお料理と素敵な劇伴も楽しみです」とのコメントを寄せた。
連載開始時は40代前半だったシロさんとケンジが、Season2ではアラフィフに突入。
アラフィフを迎えたシロさんとケンジの、その後の日常が描かれる。
前作同様ゆっくりと過ぎる日常に起こる出来事や変化、そしてもちろん2人の食卓を飾る、安く作れる数々の美味しい料理が見どころとなっている。
劇中ではシロさんが料理を作る様子も丁寧に描かれるので、料理の参考になるのも好評だ。
毎日定時に退勤し、帰りに近所の安売りスーパーに寄って買い物をするのが日課のシロさん。
スーパーでの買い物の場面も恒例だが、お買い得な食材を見ながら、その日の献立を考えていく様子も見どころの1つ。
1カ月の食費を2万5千円以内に抑えるべく努力するシロさんだが、season2では2万5千円に抑えることも限界を迎え、値上げを考え始める展開になるという。
そして、シロさんとケンジ、それぞれの職場や2人の同居生活に少しずつ変化が表れる。
新しいストーリーにも期待が高まる。

おなじみのキャスト陣も再集結
シロさんを演じる西島秀俊は、season2の制作が決定したことについて、「この作品に関わったみんなが、もう一度集まってつくりたいという思いがすごくあった」とコメント。
「いろいろと大変なこともあったと思いますが、こうしてseason2としてまたスタートすることができて、本当に嬉しいです」と喜んだ。
ケンジ役の内野は、「シロさんとケンジが時の流れと共に変わっていくように、生身の演じ手も日々変化していくと思うので、新鮮な気持ちでこの作品と対峙したいなと思いました」と語っている。
また、シロさんとケンジの友達カップルを演じる山本耕史と磯村勇斗、シロさんの料理仲間の主婦、富永佳代子役の田中美佐子、ケンジが働く美容室のオーナー、三宅役のマキタスポーツ、シロさんの両親を演じる田山涼成と梶芽衣子らseason1でおなじみのキャスト陣も再集結する。
原作漫画の連載は続いているため続編を待ちわびる声が多かったが、ついに製作が決定し、ネット上には
「繰り返しドラマや映画のDVDを見て楽しみにしていたので、本当に嬉しい」
「みんなビッグになりすぎて、続編はないかと思っていたので嬉しいしか出てこない!」など、ファンの歓喜の声が溢れている。
Season2の制作発表と同時に公開された新しいビジュアルでは、シロさんとケンジのおなじみの家のソファで、西島と内野が2人並んだ姿が見られる。
ウェーブかかった髪で穏やかに微笑むシロさん役の西島と、髪を金髪に染め、クッションを抱えて愛らしい笑顔を見せるケンジ役の内野の2人は、まさにお似合いのカップル。
『何食べ』ファンは、また2人の姿が見られる10月が今から待ち遠しいことだろう。
