KAT-TUN中丸雄一、7年越しの夢を叶え念願の漫画家デビュー決定!
デビュー作のタイトルは『山田君のざわめく時間』
人気アイドルグループKAT-TUNの中丸雄一が、長年の夢をかなえて漫画家デビューすることがわかった。
中丸のデビュー作が掲載されるのは、2023年6月23日に発売される青年コミック誌『月刊アフタヌーン』(講談社)の8月号。
『山田君のざわめく時間』というタイトルの作品の短期集中が開始される。
所属するジャニーズ事務所のグループが、幅広く社会貢献や支援活動に取り組むことを目的に設立された“JohnnysSmileUp!Project”の中で、2020年に『ステイホーム4コマ』という作品を発表したことをきっかけに、漫画家デビューを目指して本格的に漫画を描き始めた中丸。
元々、ジャニーズ事務所に入る前は漫画家を目指していた時期があるという。
デビュー作の『山田君のざわめく時間』は、主人公の山田雄一(おいち)の日常をユーモラスに描いた作品。
雄一は細かいことがやたらと気になってしまう性格で、さまざまなことに対し、心の中はざわめいているという設定のショートストーリー。
待望の漫画家デビューに際し、中丸は「長年の夢である『漫画家になる』の一歩目を踏み出すことが、ようやくこの度決まりました。
中学時に一度はあきらめた夢でしたが、さまざまな経験値が増えた今なら叶えられるのではと考え、本格的に目指してからは約7年かかりました。
もう執念です。
気に入っていただけるように心を込めて描きました。
マジで人生の一部を注ぎました。
読んでもらえたらうれしいです」とのコメントを発表した。
また、同時に発表されたイラストでは、雄一のほかにも2人のキャラクターと、その周りに食べ物や靴、雲のようなものが描かれている。

『まじっすか』で多彩な才能を発揮
中丸と言えば、2011年からコメンテーターとしてレギュラー出演している日本テレビ系朝の情報番組『シューイチ』(毎週日曜7:30~)内のコーナー『まじっすか』を担当している。
トレーニングや楽器演奏、ボイスパーカッション、動画編集、ファッションなどさまざまな企画にチャレンジし、多彩な才能を発揮しつつも、なかなかうまくいかない奮闘ぶりもたびたび披露している。
2023年5月28日の放送では、漫画家を目指して奮闘してきた3年間の日々や、『月刊アフタヌーン』の連載会議に作品を提出する様子に密着した映像のほか、デビューが決まった今の気持ちを語る予定だという。
1983年生まれの中丸は、9月の誕生日で40歳を迎える。
2002年に高校を卒業し、KAT-TUNが結成されたのは高校在学中の2001年。
そして、シングル、アルバム、DVDの同時デビューで話題となったのは2006年のこと。
その後、環境問題について勉強したいと言う気持ちが芽生え、24歳だった2008年に早稲田大学人間科学部のeスクール(通信教育課程)人間環境科学科に入学し、2013年に卒業。
グループ活動のほかにもドラマ出演など多彩な活躍を見せているが、最近では嵐の二宮和也が開設したYou Tubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』のメンバーとして出演するほか、編集を担当している。
『ジャにのちゃんねる』のメンバーである二宮、Hey!Say!JUMPの山田涼介、Sexy Zoneの菊池風磨との4人で、2021年の『24時間テレビ45』(日本テレビ系)のメインパーソナリティーを務め、2022年4月からは、毎週土曜日朝の旅番組『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)に、生中継のリポーターとして出演している。
2023年3月に公式TwitterとInstagramを開設するなど、活躍や表現の場を着々と増やしている。

漫画家デビューにお祝いコメント続々
中丸が所属するKAT-TUNは、結成時は亀梨和也、赤西仁、田口淳之介、田中聖、上田竜也、中丸の6人編成で、グループ名はメンバー6人の頭文字をつなげたものだった。
その後、2010年に赤西、2013年に田中、2016年に田口が脱退し、現在は亀梨、上田、中丸の3人編成となっている。
2008年には東京ドームで4日間連続公演を行い、当時日本のアーティストとして史上初の記録となった。
翌2009年には東京ドームの連続公演を8日間行い、記録更新。
2016年の田口脱退後、1年8カ月の充電期間を経て2018年1月1日の『ジャニーズ・カウントダウン・ライブ』にて再始動し、デビュー15周年となった2021年12月31日の『第72回NHK紅白歌合戦』に初出場。
最近も2022年に、TikTokにグループとしての公式アカウントを開設したほか、2023年2月に12枚目のオリジナルアルバムをリリースし、2月から5月まで全国アリーナツアー『KAT-TUN LIVE TOUR 2023 Fantasia』を開催し、6都市20公演行うなど、3人での活動を精力的に継続している。
今回の中丸の漫画家デビューの発表に際し、You Tubeチャンネルで活動を共にしている二宮和也は、自身のTwitterに「中丸雄一…先生。おめでとうございます」とツイート。
漫画家のひうらさとる氏も、Twitterを更新し、「中丸雄一先生!アフタヌーンデビューおめでとうございます!!!!!」と投稿し祝福。
「デビューより長い時間すごい!普通の漫画家志望者でも、こんなに粘れる人なかなかいないと思います」と中丸の努力をねぎらった。
「しかもKAT-TUN、そして個人の超多忙なお仕事の中、漫画という地道な作業(マジ地道)を続けてこられたこと、本当に尊敬しています!」と称賛。
また、「全然KAT-TUN知らなかった漫画家友達たちも、『あのシューイチの人すごい?感動したわ、私ももっと頑張らないとって思った』って、漫画界全体の士気も上がっております!
ありがとうございます!
新連載『山田君のざわめく時間』本当に楽しみ。お体どうぞ気をつけて!」と祝福。
中丸と思われるイケメンが、マネキンの背中越しにブラジャーのホックを外すイラストとともに投稿した。
