二の腕にできる気になるぶつぶつの原因はなに!?肥満と関係があるの!?
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たまに見かける、二の腕や背中などにできるぶつぶつ。
痛みの症状も特にないし、体に異変がなければ大丈夫だろうと思っていても、気になる人は気になるでしょう。
見た目にも気を使い、ぶつぶつを隠すために、意識的に露出を避ける服装をする方も多いと思います。
いったい何が原因でぶつぶつができるのでしょうか?
また、不規則な生活習慣からあらゆる病気になるリスクもあるし、最近肥満気味と感じている方は特に二の腕などにできるぶつぶつと何らかの関係があると疑問視している方もいるかもしれません。
今回は、そんな二の腕などにできるぶつぶつの正体やその原因、肥満との関連性などにも触れながらご紹介していきたいと思います。
二の腕にできるぶつぶつの正体

二の腕にできる、ぶつぶつしたものは「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」という皮膚疾患の可能性が高いと言われています。
この皮膚疾患の症状は特に痛みもなければ痒みもほとんどなく、ザラザラする手触りから「サメ肌」と呼ばれることがあります。
特に思春期ごろの10~20代に多いと見られ、30代ではほとんど目立たなくなるとされています。
しかし、このぶつぶつはホルモンバランスも関係していると言われているので、何らかの原因でホルモンバランスが乱れると新たにぶつぶつができる可能性は高くなるので油断は禁物です。
なぜ、このぶつぶつが二の腕などにできるのかは現時点では原因は明らかにされていないと言われています。
ぶつぶつの原因と肥満との関連性は!?

上述したように、二の腕や背中などにできるぶつぶつの原因はまだ分かっていません。
しかし、遺伝やホルモンバランスなどの原因とも言われていますので、普段のご自身の生活習慣にも大きな関係性があると言えるでしょう。
二腕などにできるぶつぶつは肌にある古い角質とされており、角質層の水分不足やターンオーバーの異常や過剰な皮脂分泌が起こると開いた毛穴に古い角質が角栓となって詰まり、その先端がぶつぶつとなって皮膚表面に現れます。
そして、これらの一因となるのが遺伝もありますが、それ以外にもストレスや食生活の乱れなどによる体質の変化とも深く関係しているとされています。
また、これらのぶつぶつを放っておいてしまうと、ぶつぶつの跡が残ったり、色素沈着を引き起こしてしまう可能性があります。
普段から忙しく、強いストレスを受ける環境にいる方、それによってアルコールなどの飲酒や喫煙、暴食などを繰り返し睡眠もまともに取れていない方は要注意です。
ストレス軽減のための対策、食生活の見直し及び改善、運動習慣の取り組みを行っていくことが大切になります。
ぶつぶつが出てもいたずらに刺激をしてはいけない
二の腕などにぶつぶつができた場合、気になってその部位をこすったり爪で引っかいたりしたくなるでしょう。
しかし、そのようなことをしてしまえば余計に症状を悪化させてしまい、感染や色素沈着を引き起こしてしまう原因にもなるので、必要以上に触れるのはやめましょう。
二の腕にできるぶつぶつの対策について
二の腕にできるぶつぶつの原因は日頃の生活習慣による肥満が大きく関わっていることは述べたように、まず対策としては生活習慣の改善をすることが大切ですが、それ以外にも改善できるところはあります。
その一つが肌のケアです。
肌は温度とも密接に関わっており、入浴後のケアによって保湿ケアをしっかりと行い、尿素配合のスキンケアは古い角質を柔らかくし、角質層にうるおいを与え、ぶつぶつの肌を綺麗にする効果を期待できます。
また、水分量が低下すると角質化が起こりやすくなるので、加湿器なども取り入れながら肌の調子を整えていくようにしましょう。
長い入浴を心がける
忙しい人は日頃から入浴するという習慣はあまりないかもしれません。
多くの人がシャワーを浴びて済ませることが多く、ゆっくりと湯船につかって体を休ませることをしようとしません。
しかし、ゆっくりと湯船につかることは肌のターンオーバーを活性化させ古い角質から新しい角質へ促す効果だけでなく、血行を良くしリラックス効果をもたらしてくれます。
ただ、湯船の温度を上げすぎてしまうと角質層の水分が失われ、二の腕のぶつぶつがさらに硬くなりやすくなるので注意するようにしましょう。
紫外線対策を
二の腕のぶつぶつがさらにできてしまう原因として、紫外線には注意が必要です。
外で強い紫外線を直接的に受けてしまうと肌のターンオーバーに悪影響を及ぼし、二の腕のぶつぶつがさらに悪化してしまうことがあるので注意する必要があります。
紫外線が強い日に外出しなくてはならない時には日焼け止めや帽子や日傘など直接紫外線を浴びることから避けるようにしてください。
肥満などの食生活の乱れはぶつぶつを悪化させる
肥満は二の腕のぶつぶつを発症させる大きな原因と冒頭で述べましたが、肥満改善のために日頃の食生活や運動を習慣を取り入れていかなくてはなりません。
不規則な生活が常態化してしまえば、自炊する気力を失い外食中心かまたはコンビニやスーパーなどでの総菜、あるいは簡単に食べれるインスタント系の食品が多くなるのではないでしょうか。
しかし、これでは栄養不足によって肥満をさらに悪化させてしまうことから、極力自炊し栄養バランスを整えた食事を行うことが大切です。
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