ノルウェー王女、霊媒師の米男性と婚約!
スピリチュアル婚間近か?
ノルウェー王室のマッタ・ルイーセ王女が自称シャーマンと名乗るアメリカ人のデュレク・ベレットさんとの婚約を発表した。
ベレットさんは、女優のグウィネス・パルトローさんなどのセレブリティーから有名人ご用達の霊媒師としてスピリチュアル界では崇拝されている。
また、ルイーセ王女はノルウェー王室の中では最も不思議な言動が多いと有名で「天使が見える」などの発言をするスピリチュアルな人物として知られている。
マッタ・ルイーセ王女の王位継承順位は、弟のホーコン皇太子とその子ども2人に次ぐ4番目にあたる。
今までに王族の敬称や公務の大半に関わらず、プライベートな活動に専念してきた。ノルウェー国民からは「王室はベレット氏の陰謀論から距離を置くべきだ」という批判も相次いでいた。
ノルウェー王室は今回の婚約を受けて「国王王妃両陛下は心からお祝いし、2人のご多幸を祈っている」と声明を出した。

二人のキャラクターの強さ
アメリカ人であるデュレク・ベレット氏は、シャーマン(霊媒師)としてスピリチュアルイベントを開催するなどしてキャリアを築いてきた。
彼は病気の人の体の中にある毒やネガティブなエネルギーを浄化できたり、死者と交信ができるという。
そして過去には、「自分は原子を変えて、若返りが可能で、普通の人間ではない。爬虫類とアンドロメダのハイブリッドだ」という謎の発言をインスタグラムに残していた。
一方、マッタ・ルイーセ王女はノルウェー人作家の元夫アリ・ベンと2002年に結婚。3人の娘をもうけた。
2016年に離婚し、元夫のベン氏は19年12月に自殺。ベーンは’17年に、俳優のケヴィン・スペイシーを性的虐待で告発。
’07年のノーベル賞受賞式でのコンサート中、テーブルの下でスペイシーに下半身を触られたと主張していた。
(ケビンスペイシー容疑者の記事はこちら→)
マッタ・ルイーセ王女は離婚した同年19年、ベレット氏との交際を公表していた。

ノルウェー国民からの声
2019年にノルウェーの王女と交際が発覚してからは、ノルウェーメディアからは批判的な報道が相次いだ。
「平等」社会を重んじるノルウェーでは王女としての影響力と立場を、お金儲けに利用するのは、おかしいのではないかというのが一般的な見方であるからだ。
スピリチュアル・インフルエンサーとして、講演会を行う王女とベレットさんに対し疑問視する声が大きくなった。
しかし、メディアや国民からどれだけ批判を受けても2人はラブラブな写真をインスタグラムなどで投稿し続けており、薄々「結婚しそうだな」と感ずいていた。
そして6月7日、ノルウェー王室はプレスリリースで、王室は2人の婚約を喜び、実りある未来を祈っていると突然発表した。
ノルウェー国民は突然の発表に驚いたことだろう。

インスタで婚約への声明発表
マッタ・ルイーセ王女はインスタグラムにラブラブのツーショット写真を投稿した。
そして「私の心を踊らせてくれる人、私の最高の可能性を見て認めてくれる人、私を笑わせ一緒に弱音を吐ける人、シャーマン・デュレクと婚約したことを発表できて本当に幸せです。愛は超越し、私たちを成長させてくれます。この美しい男性と一緒に成長し続けられるのは本当に幸せです」とコメントを残していた。
世界のロイヤルファミリーには様々なカップルがいるが、今回の王女とシャーマンというのはなかなか見ない組み合わせである。今後、結婚式のニュースを楽しみにしたい。
