社会・文化

市販薬の過剰摂取、女性死亡で川崎市の医師を逮捕

医師の男性 昏睡状態の女性 放置

市販薬などを大量に摂取する「オーバードーズ」と呼ばれる行為によって昏睡状態に陥った38歳の女性を放置したとして、医師斉藤浩一容疑者(48)ら3人が逮捕された。

保護責任者遺棄の疑いで逮捕されたのは、川崎市の医師、斉藤浩一容疑者と、中野区に住んでる木村玲雄容疑者ら3人。

2021年6月11日の午前8時ごろ、斉藤容疑者らは東京都豊島区のホテルの一室で添島亜祐美さんが昏睡状態に陥ったのを知りつつ救護せずそのまま放置した疑いがもたれている。

女性は、市販の咳止め薬など40錠以上を服用してから酒を飲み、その後、死亡した。

事件の概要

警視庁は27日、「オーバードーズ」と呼ばれる市販薬の大量摂取で意識を失った女性を放置したとして、川崎市の医師、斎藤浩一容疑者ら男3人を保護責任者遺棄容疑で逮捕したと発表した。

2021年6月11日の午前8時ごろ、東京・豊島区のホテルの一室で昏睡状態に陥った当時38歳であった添島亜祐美さんを助けずに放置した疑いがもたれている。

警視庁の発表によると、現場となったホテルの部屋には当時5人が集まり、市販薬などを大量に摂取し「オーバードーズ」という行為を楽しんでいた。

添島さんは市販の咳止め薬など、少なくとも40錠以上を一度に服用し、さらに酒を飲んで意識がなくなったとされる。

異変に気付いた斉藤容疑者らは女性を放置したままホテルから一旦立ち去った。

11時間半後に119番通報したが、女性は病院で死亡が確認された。斎藤容疑者は警察から取り調べに「寝ていると思っただけです」と容疑を否認しているが、他の2人は容疑を認めている。

SNSで若者に流行する「オーバードーズ」

一時的な気分の高揚などを求め、市販のかぜ薬などを大量に摂取する行為がソーシャルメディアを通じ広がっている。

オーバードーズをしている10代のAさんは、「1回に20錠から80錠あたり薬を摂取する。多いときは2、3日に1回」と異常な数の薬を摂取していることを明かした。

Aさんが参加しているソーシャルメディアのグループではメンバーが市販薬の過剰摂取をする様子をリアルタイムで配信している。

「現実を感じるのがつらい」
「死ぬには全然足らないけど限界なので」などと投稿しグループ内で共有される。

何故「オーバードーズ」をしてしまうのか?という質問にAさんは「SNSを通じて、辛かったねとか何かあったの?って聞いてくれる人とかもいる。こんなんしている自分でも認めてくれる人たちがいるんだと思える」と言い、同じ悩みを共有することで自分を承認してもらえる感覚があるのでやめられないと語った。

専門家の意見

これに対し専門家はオーバードーズから抜け出させるためには、背景にある悩みに寄り添う事が大切だと訴える。

「とがめたりするということではなく“そういう行為にならざるを得ない苦しさを抱えている”という見方をして、悩みや苦しさを本人たちに語らせることが大事。人間関係が持てるようになると、薬ではなくても対処方法や解決策が見いだせるようになる。当事者の苦しみを受け止めることが大切な行為だと思う」と語った。

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