ブラック企業で働く45歳男性、節約生活を続け貯金額が9470万円に!質素な夕食ツイートが大バズり!!
ニュースのアクセス総合1位
Twitterで話題の“絶対仕事辞めるマン”というアカウントをご存じだろうか?
同アカウントは、就職氷河期にブラック企業に就職し、以来20年以上徹底的に節約生活と投資を続け、現在の貯金額は9470万円にのぼるという45歳の男性。
目標は、「今年中に貯金額が1億円の大台を突破し、FIRE(早期リタイア)すること」だという。
話題になったのは、2023年6月18日に投稿されたツイートで、現在は固定ツイートにされている。
「本日のお夕食。
いつものことながらかなり地味です。
でも卵はもう贅沢品ですね〜。
こんな生活を20年以上、貯金は9300万円をこえました…
もはや何を食べてもうまいです」
という文章とともに、夕食の写真が投稿されている。
写真には、刻んだ海苔がかかった白米と梅干し1つ、そして卵焼きという質素な夕食が写っている。
このツイートが瞬く間に話題となり、現在の閲覧数は2027.5万。
5.2万もの“いいね”がついている。
7月4日には仕事辞めるマンさんのツイートがYahoo!ニュースに取り上げられ、「私がYahoo!ニュースに載りました」とツイート。
続けて「まさか自分がニュースに出る日が来ようとは…容疑者としてじゃなくてよかったです」と喜びを表していた。
この後、あれよあれよという間にニュースが話題となり、その日の夕方には【ご連絡】と題し、
「現在私の記事がYahoo!ニュース総合アクセス1位となっており、ご通知等が殺到しております。
そのため暫くお返事等を書ける状況にありません…。
不義理をご容赦ください。
全部読んでますよ。
多くのご声援をありがとうございます。
大変喜んでいます」
と、アクセス数1位を伝えるネットの画像とともに投稿。
ニュース欄にも、6月18日の夕食の画像が載せられており、
「1〜30位のニュース画像を比べると…
これは何をどう考えても絶対明らかに、私の写真だけ浮いてますよね…。
芸能人やスポーツ選手に混じって私の妙な卵焼きが日本中のお目汚しをしてしまい、申し訳なく感じております」とツイート。
ネットで大バズり状態となっている。

節約、ポイ活、安全投資で9470万円の貯金
仕事辞めるマンさんの最近のツイートには、朝食や夕食の画像がよく登場しているが、基本的に話題になった質素なものが多い。
健康状態は良好で、「地味すぎる食生活のせいか、逆に意外と大丈夫です」と話す仕事辞めるマンさん。
「豪華な食事を食べるよりも一汁一菜的な生活で、健康的なのかもしれません」と語る。
そして、人間ドックで定期的に健康チェックも欠かさないという。
9470万円を貯めた方法は、「主に節約とポイ活(ポイントを貯める活動のこと)、安全投資など」だという。
退職に向けて「1億円+退職金で資金的なゴールだと考えている」と話す仕事辞めるマンさんは現在9,470万円まで貯まったので、ゴールが見えてきた状況だ。
生活にかかるコストをとにかく切り詰め、最低限の支出は株主優待やポイントなどで賄う生活を送っており、「“月0円生活”と呼んでいます」と笑う。
仕事は残業や出張が多いため、家には全くこだわりがなく、現在も家賃が3万円以下の古いアパートで生活している。

節約生活を頑張る人達の希望の星に
Twitterでは、食事のほか仕事の愚痴や投資についてなど日常のことをあれこれ投稿しており、ときには仕事の愚痴や車中泊を楽しむ様子などもツイートされている。
「私はTwitterでは主にFIRE、仕事、日常、投資などのことを適当につぶやいて、なじみのフォロワーさんとしゃべっていただけなので、卵焼きツイートもそのつもりで書きました」と話す仕事辞めるマンさん。
そのため「いつも通りのことでバズを意識したものではありません」と話し、「PV数やリツイートが異常な勢いでみるみる上がっていくのを見て、嬉しいというより、すごく怖くなりました」と明かした。
Twitterのパスワードも思わず強化したと笑う仕事辞めるマンさんは、「『こういう質素な暮らしがしたい』『お金を持っていてもこういうのがいいなあ』などの反応があったことが嬉しかった」という。
「今回の件で、お粗末な料理に興味を持ってくれた方が多くフォロー等をしてくれたと思うので、今後もときどき日常の食事風景を紹介していけたらいいなと思います」と希望を明かした。
仕事辞めるマンさんは“氷河期世代がブラック企業でアーリーリタイアに挑む”というタイトルのブログもやっており、投資や節約についての情報も多数発信している。
現在は相次ぐ値上げや物価の高騰により、節約生活を強いられている人が多くいるが、仕事辞めるマンさんのように徹底できない人が多い。
質素な夕食と貯金額の多さに注目し、参考にしたい人や応援したい人が増えていることが注目度の高さにつながっているのではないだろうか。
