静岡120人 乱交パーティー 何が起こっていた!?
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5月に匿名で情報が寄られ、県警がマークしていた!?
6月12日、静岡県警は浜名湖近くにある宿泊施設で120人規模の「乱交パーティ」を開いたとして、主催者の男女が公然わいせつ幇助の疑いで逮捕された事件。
逮捕されたのは自称自衛官の田渕照明容疑者(54)と自称看護師の加藤砂恵子容疑者(51)で、いずれも容疑を認めているという。
今回摘発された乱交パーティーは最大規模のものであった。
捜査関係者は家宅捜索したときの様子を、「52歳の男が18歳年下の女と全裸で抱き合ってリビングに立っていた。起きていた参加者はわいわい盛り上がり、笑い声が響いていた」と明かした。
そして「12日の深夜3時に150人ほどの捜査員が突入し、まず全裸で行為に及んでいた参加者の男女2人を現行犯逮捕。そして主催者らに事情を聞き、二人とも逮捕となった。」と現場を振り返った。
パーティーについては5月末に匿名で情報が寄られ、県警がマークしていたという。

『シュン&リンコ』有名なカップルの素顔とは!?
逮捕された主催者の田渕照明容疑者(54)と加藤砂恵子容疑者(51)は、『シュン&リンコ』の名前で数々の乱交パーティーを開催してきた巷では有名なレジェンドカップルだという。
2015年に乱交パーティーで知り合い、普段は都内で小規模なパーティを開いて楽しんでいたという。
今回摘発された浜名湖のパーティは『全国大会』と呼ばれている、いわゆる年に一度のお祭りだったという。
二人を知る業界関係者によると「通常、自分の身分などはパーティーで明かさないものですが、しゅんの場合、自衛官であることは一部のメンバーに明かしていました。鍛え上げられた身体であることの証明になるわけですから。もちろん彼は既婚者でした。」
一方、パートナーのリンコについては「リンコは独身で、風俗店勤務の経験の持ち主でした。パーティー主催の収入が定期的に入る為、看護師の仕事は辞めたと言っていました。」と話した。
乱交パーティーの参加者募集を大々的に募集してしまうと警察からの摘発のリスクがあるため、基本的には口コミや信用で行うそうである。
そういう意味で参加者100人以上の大規模パーティーを開催できる“しゅん&リンコ”は業界内では尊敬されているそうだ。

【パーティーの実状】
40代 50代女性たちがブルマを履いたり、セーラー服を着て楽しむ
パーティーは11日午後3時から始まった。
表向きは別荘を貸し切った『令和4年浜名湖フェス』と銘打ち、バーベキューパーティーを装っていた。
参加者は40~50代が中心で、20~60代まで見た目が派手な人や地味な人などさまざまなタイプがいた。
基本的に男女ペアでしか参加できず、夫婦や不倫カップル、異性の友人などのペアで参加していた。
シングルの参加者も数人いたが、会場でペアリングするなどし、交わりやすいように工夫されていた。
高級車で会場に来るなど経済的に余裕がありそうな男女が多かったが、まじめそうな女性や“そういうパーティーとは知らずに連れてこられた”と話す女性もいた。
参加費用はペアで1万円。会計担当の加藤容疑者がすべて管理し、たいていは男性側が支払っていた。
会場の張り紙には『19時〜乱交タイム』などと細かいスケジュールも張り出され、日付が変わるまでに4、5回パートナーをかえながら楽しんだ参加者もいるとの事だ。
捜査関係者によると、「いわゆるスワッピングが主体で、相手をとっかえひっかえしてもいいし、パートナーがほかの男に抱かれるのを見たい“寝取られ願望”や、他人に自分の性行為を見せたいなど性癖は人によって異なる。」との事であった。
参加した40代50代女性たちは、会場でブルマを履いたり、セーラー服を着てコスプレを楽しんでいたという。

通報者の証言
今回の摘発は5月に寄せられた匿名の通報がきっかけだったと報じられている。
自称通報者という関東に住む40代の既婚女性Aさんに、なぜ通報をしたのか聞いてみた。
「5月のゴールデンウィーク明けくらいに、『6月の11、12日に浜名湖近くのペンションで乱交パーティーをやるようですよ』と浜松警察署に通報しました。」
その際に警察から名前を聞かれたが答えなかったという。
実はAさんは過去にセクシー女優として人気を博した過去があり、一時期は高級性風俗店に勤務していた。
引退した現在はギャラ飲みなどで細々とお小遣いを稼いでいた。
Aさんは、4月にギャラゴルフをした50代の人から乱交パーティの事をきいたという。
その際にギャラ5万円出るので、進んで絡んでいく女性役をやってもらいたいと連絡があったと明かした。しかし、この提案はAさんのプライドを傷つけた。
「一回しか会ってない、ただゴルフしただけの他人から、そんな電話が来たのが許せなかった。その時は、何も話してない “一般人”として会ったのに!!」
「そもそも家族がいるから泊まりでのパーティー参加も出来ないし、一晩中、何人ともヤッてたったの5万円ですよ。完全になめてますよ。そんな安いお金でなんでもやる女だと見られたことに、腹が立ったんです」と怒りをあらわにした。その腹いせにすぐに警察に通報したという。

最大規模の乱交パーティー事件が発覚したきっかけは、なんともあっけないものだった。
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