社会・文化

埼玉・草加市 建材店火災 従業員の男 放火容疑で逮捕

「仕事でストレスがあった」と供述、放火認める

13日、埼玉県草加市の建材店が全焼し、従業員の女性1人がけがをした火災で、埼玉県警はこの店に勤務する32歳のパート従業員・松沢達也容疑者を放火の疑いで逮捕した。

警察からの調べに対し「お店に火を付けた。仕事でストレスがあった」と供述しているという。

警察によると、松沢容疑者は1年ほど前から同店舗で働き始めたといい、品出しなどを担当していた。

警察は現場検証を行い、詳しい経緯などを調べる方針だ。

建材店全焼13時間後に火が消し止められる。

13日午後5時ごろ、埼玉県草加市の会員制の建材店「建デポ草加瀬崎店」で「火災信号を受信した」と警備会社から消防に通報があり、警察や消防などが現場に駆け付けた。

火はおよそ13時間半後に消し止められたが、鉄骨平屋建ての店舗が全焼した。

当時、店内には従業員や客など十数人がいて、このうち42歳女性従業員1人が煙を吸うなどして喉の痛みを訴え病院に搬送された。

警察は、近くの建物に火が燃え移る可能性があるなどとして住民に避難を呼びかけ、付近のコミュニティーセンターにはおよそ25人の住民が一時的に避難をした。

従業員への聞き込みからパート従業員 逮捕

警察は出火原因について調べを進めた結果、同店舗の32歳のパート従業員の男・松沢達也容疑者が放火の疑いで逮捕された。

警察によると、松沢容疑者は勤務を終えた後の、午後5時頃に放火したとみられている。

店周辺の防犯カメラの解析や従業員に話を聞いたところ、松沢容疑者の関与が浮上し、容疑を認めた為逮捕に至ったという。

容疑者はおよそ1年前からこの店で働いていて、商品の品出しなどを担当していたということだ。

松沢容疑者が火をつける様子は目撃されていなかったが、防犯カメラの映像解析や、他の従業員への聞き込みなどから、事件への関与が浮上した。

当時、松沢容疑者は現場から逃走しておらず、店の関係者の1人として、警察から事情聴取をされていた。

目撃者の話

火災現場の近所にあった店主の女性によると、「最初は1階部分から灰色の煙と火が上がっているのが見えた。10分ほどすると真っ黒い煙とともに西側にも燃え広がり、天井に届くほど激しく燃え上がっている。外に出るとすごい熱気で、あたりには焦げたようなにおいが充満している」と語った。

また「従業員と見られる女性が2人ほど中から出てきたが、煙を吸ったのか足元がふらついていた。また中から客のものとみられる車も出てきて避難している様子だった」と話した。

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