鈴木福、仮面ライダージーン役であこがれの仮面ライダーに初変身! こだわりの変身ポーズ
夢を叶えて初変身!
俳優の鈴木福が子どもの頃から大好きな仮面ライダーになるという夢を叶え、『仮面ライダーギーツ』(テレビ朝日系)で、仮面ライダージーンに変身した。
レギュラー出演していた鈴木が初めて変身したのは、2023年2月12日に放送された第22話『乖離Ⅳ:追跡!チラミ鬼をつかまえろ!』のラスト。
『仮面ライダーギーツ』は、主人公の浮世英寿(仮面ライダーギーツ)をはじめとした個性豊かな仮面ライダー達が、それぞれの願いを賭け、“デザイアグランプリ”という生き残りゲームで、敵と戦って競い合うストーリー。
実は、それがリアリティーショーで、観客が見ていたという衝撃的な事実が明らかになった。
鈴木は、ギーツを応援するサポーターのジーン役で、ブルートホワイトのメッシュが入ったヘアスタイルが特徴。
第22話で、ジーンは敵のジャマトを支援するスポンサーであるベロバの増長をいさめるために登場。
レーザーレイズライザーを取り出し、仮面ライダーに変身を遂げた。
仮面ライダージーンは、変身する前のヘアスタイルのイメージそのままに、ブラックとホワイトのモノクロのカラーの中に、ブルーの差し色が入ったコスチューム。
頭部と胸元の左側には、斜めに突き出した部分があるアシンメトリーなデザインも特徴的で、スタイリッシュな狐を思わせるいでたちとなっている。
鈴木がクールに変身するシーンも話題となり、ネット上では「福くん変身」がトレンド入り。
「福くん、変身おめでとう!」
「福くんの返信シーンに鳥肌が立った!」
「よかったね〜、なんか親の気持ち…」
など、子役時代から活躍し続けている福くんの成長した姿や、夢がかなったことに祝福や喜びの声があふれた。

15年来の仮面ライダーマニア
鈴木の仮面ライダー好きは有名で、3歳の頃に『仮面ライダー電王』にはまって以来のファン。
当時はバイクに興味を持っていたため、『電王』のオープニングで“デンライナー”という列車の先端からバイクが飛び出すシーンに、すごくワクワクしたことを今でも鮮明に覚えていて、「僕にとっては、それくらい大きな出会いでした」と語る。
7歳のときにテレビ朝日系のトーク番組『徹子の部屋』に出演した際には、自分で考えた仮面ライダーの変身ポーズを披露していた。
大好きな仮面ライダーへの出演は本作が初めてではなく、ヒットドラマ『マルモのおきて』でブレイクする前の2010年に放送された「仮面ライダーオーズ」の第10話に、トイレで手を洗う少年役で出演したことがある。
2021年に公開された映画『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』にも出演した。
今回は待望のレギュラー出演を果たし、仮面ライダーに変身するという幼い頃から15年越しの夢も叶えた。
夢を叶えた鈴木は、「(変身シーンの)撮影に臨んだときも、めちゃくちゃワクワクして嬉しかったですが、完成した映像を見て、“本当に変身したんだな”と改めて実感が湧きました」と喜びを語った。
「幼い頃から僕を応援してくださった皆さん、一緒に喜んでくれたら嬉しいです」とファンへのメッセージを伝え、返信ポーズに関しては、「(仮面ライダーギースの)英寿と並んで変身したときに、シンクロしてかっこよく見えるポーズにしたので、そこがお気に入りポイントです」と、変身ポーズへのこだわりも明かした。
「シンプルなポージングがいい」という希望も伝え、英寿が腕を回すポーズに似た動きを考えて提案したところ、「それにしましょう!」とすんなりと決まったという。
「変身ポーズでも、ジーンがギーツにあこがれている感じを出せたらと思ったので、すごく気に入っています」と誇らしげに語った。
また、「仮面ライダージーンは、めちゃくちゃ強くてかっこいいので、今後の活躍にも期待してください!」と、今後のストーリー展開に期待をもたせた。
2月19日放送の第23話「乖離T:いざ推しのためなら」では、変身したジーンが大活躍するほか、謎に包まれたジーンの正体にも迫る内容となっている。
それだけではなく、『仮面ライダーギーツ』の転換点ともなる重要な回となっているため、見逃せない。

仮面ライダーは「人生の中心にいる存在」
鈴木は、第22話放送後、自身のTwitterを更新。
カメンライダージーンに変身した画像と共に、「遂に!!仮面ライダージーンとして、仮面ライダーに変身することができました。
3歳から大好きな仮面ライダー。
僕のすべてです。
夢の叶う瞬間でした」とツイートし、喜びを爆発させながらファンへ報告した。
鈴木の喜びのツイートに対し、1997〜1998年に放送された『ウルトラマンダイナ』(毎日放送・TBS系)に主演したタレントのつるの剛士は、「福くん、変身おめでとう。
羨ましいです」とコメントで祝福した。
また、『仮面ライダーギーツ』に仮面ライダータイクーン役で出演中の佐藤瑠雅も自身のTwitterを更新し、「仮面ライダーギーツ第22話 ご視聴ありがとうございました。
デザスター戦も幕開けし、新たなシーズンが始まる予感。
そして!ジーン!(福くん)変身おめでとーー!!
撮影現場で見てたけど、めちゃくちゃテンション上がってて、1,2話の頃を思い出しました」と鈴木に祝福のメッセージを送るとともに、今後のストーリー展開にも触れた。
かわいかった子役時代を経て、18歳のすっかり立派な青年に成長した鈴木。
子役と俳優の狭間にいた中学生時代に、「仮面ライダーを目標にしよう」と言葉をかけられた経験があり、そこから「仮面ライダーに会いたい、仮面ライダーの作品に出演したいという目標があったからこそ、この仕事を頑張ることができました」と話す。
いつも人生の中心にあり、目標としていた仮面ライダーは「人生の中心にいる存在」なのだという。
「作品を見ている子ども達や、これから何かをしようと思っている人達に、何か一つ意味があるものを見せることができたと思います」と笑顔を見せた鈴木。
仮面ライダージーンとしての活躍とともに、今後の役者としての成長や活躍が楽しみだ。
