健康

梅毒の感染数が過去最多で全国的に増加傾向と国立研究所が発表

今月14日、国立感染研究所は性行為などで感染する梅毒の今年の感染者数が過去最多の7134人であると発表しました。

また、この数値は今年1月~12月5日までの人数であり、全国的に増加しているとしており、特に多いのが東京や大阪の大都市圏で、その周辺地域においても感染報告があり、東京では2226人、大阪で761人、愛知では379人とされています。

梅毒の感染報告者数は2010年以降に徐々に増えていき、これまでは2018年の7007人が最多だった。


19年と20年は減少していたにも関わらず、今年2021年は急激に増えた。

現在、コロナウイルスの流行によってマスクの装着など、対策が強化されている中、インフルエンザなど他の感染症が減っているが、梅毒の感染者数は高水準な状況となっています。

他県でも過去最多の感染者数

発疹のようなものが出たら要注意
梅毒にかかり数週間経過すると赤い発疹のようなものが突如現れますので要注意です。

他県の梅毒感染の報告については東京や大阪など大都市間での感染が際立つ中、沖縄ではエイズウイルス(HIV)との重複感染もみつかっている。

性的接触での感染がほとんどで、異性間で全体の53%、同性間で35%となっている。


梅毒については、梅毒トレポネーマという細菌による感染症であり、性器や肛門、口などにしこりができたり、全身にも発疹が出たりもする。


さらに胎盤を通し、胎児にも感染していまい、先天性の梅毒に感染してしまう恐れがある。

梅毒は早期で発見すれば薬物での治療で完治が可能だが、放置してしまえば脳や心臓に重大な合併症を引き起こしてしまい、最悪の場合には
死に至ることもあるとされてている。

熊本では今年の累計が116人と、昨年同時期にあがった109人を上回り、過去最多となった。

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もし、梅毒にかかった場合やその他の性感染病にかかった際には早めの治療が絶対に必要です。でないと手遅れになる可能性も。


県内でも17年から増えており、若い人を中心に感染報告が目立っている。

梅毒について

梅毒は合併症を引き起こす危険性があるだけでなく、妊娠中に感染すると生まれてくる赤ちゃんが早産または死産、そして先天性梅毒による後遺症なども引き起こします。

早期に治療を受けることで梅毒を完治させることが可能ですが、気を付けなくてはならないのは例え完治しても、また感染を繰り返してしまうため、再感染の予防が必要になります。

梅毒は保健所で無料そして匿名で検査をすることが可能なため、早期に発見し治療を行うためにも、気になる方は検査を受けてみることが大切です。

梅毒の症状について

完治しても再発する可能性
梅毒は例え完治したとしても、再発する可能性があるのでその後の予防は大切です。

梅毒にかかってしまうと、感染後の経過した期間によって現れる症状が変わってきます。

まず、第一期目となる感染後約3週間経過した症状においては、感染があった部位の陰部や口や唇等、口膣内や肛門などにシコリができるようになり、股の付け根部分のリンパ節も腫れたりすることがあります。

しかし、痛みがなかったり、症状が消えてしまうこともあり、そのまま見過ごされてしまうことが多いですが、病原菌は体内に残り続け、どんどん進行をしています。

そして第二期では、感染後数か月すると手のひら、足の裏または体全体にかけ、薄いですが赤い発疹ぼいものが出ることがあり、これはバラに似ていることから、「バラ疹」とも呼ばれています。

この発疹も特に治療せずとも、数週間もすれば自然に消えることがあるが、一期目と同じく抗菌薬で治療しないことには、病原菌はそのまま体内の中に残っており、梅毒自体は治っているわけではありません。

ここで、適切な治療を受けなかった場合には、何年か経過したころに複数の臓器に異変が生じることがあるので注意が必要です。

最後の段階では、感染してから数年も経過してしまうと皮膚や筋肉、そして骨などにゴムのような腫瘍ができることがあり、心臓や血管、脳など複数の重要な臓器に異常が生じ、最悪の場合、死亡するケースもあります。

梅毒を予防するために

必ずコンドームでの予防を!!
梅毒を防ぐためにも性行為時には必ずコンドームを装着しましょう。

梅毒にかからないようにするには、性行為をする際にはコンドームの使用が有効になりますが、コンドームで覆いきれない部分の皮膚などにも感染する恐れがあるため、
もしも、皮膚または粘膜などに異常が発生した場合、性的な接触を控え、早めに診察してもらうようにする必要があります。


特に症状が出ても、すぐに消えたり、痛みがない場合があることからそのまま見過ごされがちになりやすいため、少しでも異変を感じたらすぐに医療機関にかかる意識を持つことが大切になります。

治療機関にかかった際には、梅毒に感染しているかどうか、まず医師による診察および血液検査が行われてから、判断がされます。


梅毒への感染が判明した場合、周囲での感染の可能性もあるため、パートナーなど近く性行為した相手にも検査を勧めるようにし、必要であれば一緒に治療を受けることが大切です。


医師の指示や判断を待ち、症状が消えても完治するまでしっかり、治療を続けなければなりません。

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また、治療が終わったとしても再感染する可能性もあるため、パートナーの治療だけでなく、常日頃からコンドームをしっかり装着することは大事です。

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