社会・文化

24人もの死亡者を出した北新地ビル放火男の驚愕する過去とは!?

大阪市北区の繁華街、北新地にある雑居ビル4階で今月、17日の午前10時半頃に火災が起こりました。

火災の原因は、放火とみられ男が出火元の診察内科・精神科の医療機関である「西梅田こころとからだのクリニック」にあった、暖房器具付近で持っていた紙袋を蹴り倒し、紙袋の中に入っていた液体に引火し、火事が発生した。

当初、火は約30分で消し止められ、建物の外見はあまり大きな被害が出なかったようにみえるが、犯人の男が引火させた場所はクリニックの入り口付近であったことから、脱出が困難になり、24人もの尊い命が失われてしまいました。

入口付近で激しく火が燃え上がり、外に避難するためのエレベーターや非常階段に行くまでの道が塞がれたことによって、逃げ場を失い、多くの犠牲者が出たとされています。

放火男の正体とは

北新地ビル放火
北新地ビルを放火させ多くの犠牲を出させた谷本容疑者

甚大な被害を出したこの火災を起こしたこの犯人の男は、現在大阪市内の病院に運ばれ治療を受けているとされ、死亡はしていないが、意識不明の重体のままだとされる。

年齢は61歳で、所持していた診察券から、ここのクリニックの患者の一人であったと分かっています。

また、このクリニックで火災が起きる前にも犯人の男の自宅がある西淀川区でぼやの騒ぎが発生しており、男が放火した疑いがもたれていますが、1時間あまりで消化されました。

この男について、近隣に住む住民は「近所付き合いはほとんどなく、どんな男だったのかというのは分かりません。かつては結婚していたようですが・・・」と述べた。

しかしその後の取材で、男の元妻が住んでいたとみられるマンション近隣の女性住民は10年も前の衝撃的な事件について語った。

それは、もともと女性と息子2人の一家で、父親であるその男が同居していたのかは不明だったが、ある日の朝方に多くの警察がきていたことがあり、近隣住民の息子がその一家の部屋をのぞいてみると、中で血溜まりが出来ており、血に染まった部屋から一人の男性が救急車まで運ばれていたようだ。

この事件は親子内のトラブルだったようで、父親が息子を刺したとのことだった。

多くの尊い命が奪われた
多くの尊い命が奪われました


刺されてしまったのは2人の息子のうち兄の方で、働かくか働かないかで揉めたことが原因で起こったということでした。

当時の報道では、父親である男が長男の頭などを包丁で刺し、殺人未遂の容疑で逮捕されている。


その男は家族と別居中であったとみられる中、妻や息子がいる部屋で食事や飲酒をしている際に、酔いの勢いもあってか、鞄に隠し持っていた包丁で刺したとのことだった。

さらに、当時の裁判を知る関係者によると、男は2008年の秋頃に離婚し一人暮らしをしていたが、寂しさが募り、翌年に元妻へ復縁を申し入れるも失敗した。


次第に孤独感が強まり自殺を考えるようになっていったが一人では死にきれず、働かないで元妻に迷惑をかけているという理由で長男を道連れにしようと考えて犯行に及んだということだった。

その当時、男は長男から久しぶりに家族みんなでということで、日中には家族と一緒に過ごしていたとみられているが、その後男は「寿司を買っているから」と元妻の家に上がり込んだとみられています。

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その時に男は包丁を何本か鞄に忍ばせており、まだ無理心中にはためらいを持っていたとされますが、それからしばらくして長男と一緒に酒を飲んでいると、酔いも回ってか、明け方6時ごろに持っていた刃渡り15㎝ほどの出刃包丁を長男に向け、頭周辺目掛け何度も切りかかったとされます。

長男は何度も刺され血だらけになりつつも、何とか男を玄関側に押し出すことができ、最悪の展開を避けることができたといいます。

このような経緯もあり、裁判では男の弁護側は孤独が原因でうつ病を発症し、精神疾患を理由に減刑を求めていたが、この男は当時、仕事を辞めたにも関わらずに金を競馬などに費やし、自身の生活費を削っていた。


裁判官は、自身が招いた結果であり、それを理由に家族を犠牲にしていいことにはならず、懲役5年を言い渡しました。

その後は元妻も長男も新しい生活を始めたこともあり、男は刑期を終えた後、また、一人暮らしを始めたとされます。

またもの一人暮らしの生活に孤独感を募らせて犯行に及んだのだろうか。

そしてその男は病院ともトラブルを持っていたという噂もある。

強いストレスを抱えていたとみられ
当時、谷本容疑者は強いストレスを抱え、精神的にも大きな問題があった

勤務していた大阪市内板金工場の社長の話

以前、谷本容疑者が勤務していた大阪市内の板金工場の社長によると、谷本容疑者は自分の父親が経営していた板金工場を自身が継げなかったことに対し不満を募らせ、
離婚についても納得ができない様子であったと述べた。

さらに谷本容疑者の父親を良く知る、男性社長がいうには父親はとても厳しい人であったと述べ、父が亡くなったあとは兄とともに工場を引き継いだが、職人ではなく、
一般の会社員だった兄が工場を引き継いだことに不満で、その後もたびたび衝突し、ついには工場を飛び出したようだ。

谷本容疑者は真面目な仕事に対して真面目に取り組んでいたが、職人気質で性格的に短期なところがあり、アドバイスをすると顔を真っ赤にし「なんでや!」と反抗する場面もあったという。

谷本容疑者は社長のもとで働いしている際に離婚したとみられ、これまで私生活については全く話さなかったが、この時は「うまいこといかん」などと打ち明けていたとみられる。


そして最後に社長は、谷本容疑者のことについて「仕事に対する度胸はあったが、まさかこんなことをするとは・・・」と落胆していた。

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