「お笑い芸人TKO・木本」投資トラブルで刑事訴訟か!?
目次
レギュラー番組を次々降板…活動自粛も検討
巨額投資トラブルで騒がれているお笑いコンビ・TKO木下武宏さん。
投資を託した人物が行方をくらませている件で、近日中にこの人物に対して刑事告訴を視野に入れているがわかった。
返金目的の民事訴訟だけでなく、刑事事件に発展させ被害にあった方たちへ誠心誠意向き合っていく姿勢だ。
木本さんは今回のトラブルにより、32年所属した松竹芸能を退社し、テレビ番組やラジオのレギュラー番組も降板や打ち切り。
活動自粛を考えているという。

事務所によると…
事務所によると、木本さん自身は投資の資金運用には関わっていないという。
投資を託した人物に、芸能仲間を紹介していたのだとか。
しかし配当金が支払われないなどのトラブルが発覚し、7月初旬から投資を託した人物を探しているが、未だ見つかっていない状況。
木本さん本人は今すぐにでも会見を開いて、真実を説明したいとの意向。
しかし新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、すぐには会見を開けないという。
感染が落ち着き次第、近日中に会見を検討していると話していた。
木本さんの芸能界引退について
一部メディアで報じられている“引退”については、関係者によると「活動自粛は考えているが、引退は考えていない」。
コンビの解散も否定しており、「まずは自分の進退よりも、問題解決に向けて真摯に取り組んでいく所存」と明かした。
投資を託した人物が持ち逃げした“資金”については、一刻も早く取り戻す。
もしくは取り戻せなかった場合でも、木本さん自身が代わりに返金していきたいと話している。
まだ詳細な被害額はわかっていないが、かなりな巨額になっているという。
刑事告訴も視野にいれているため、裁判費用も気になるところだ。
投資トラブルの概要
今回の投資トラブルが大々的に報じられたのは7月21日のこと。
報道によると、木本さんは交流のあるタレントや芸能仲間、後輩芸人やスタッフに投資を勧めていたという。
かなりの金額を集めていたようだが、一緒に投資をしていた人物といきなり連絡がとれなくなり行方不明に。
この時点で集めた金額は7億にものぼると言われている。しかしこの金額は木本さんの手元にはなく、持ち逃げした人物とは連絡がとれないため、回収不能になってしまったのだ。
肝心な投資内容については未だ、全容が明らかになっていない。

木本さんは被害者ではないのか…?
木本は1年ほど前から投資に熱をあげていたという。
しかし後輩に儲け話があると声をかけている、といった内容が松竹芸能の耳には入ったのだ。
いち芸能人が事務所に無断で他人から資金を集めるなんて言語道断。
さらに返金されない・配当金が払われないといったトラブルが発生し、事務所は野放しにできない状態に。
このままでは事務所の管理責任も問われるうえに、信用も失墜しかねない。
報道では木本が退社とあるが、これまでの経緯をみれば契約解除されてもおかしくはないだろう。
資金を持ち逃げされた“被害者”ではあるが、今回の事件の全貌を明らかにするためには、木本も重要参考人の1人となりうるのだ。

投資トラブルの報道で芸能界に波紋
今回の騒動で芸能界にも波紋が。木本の事務所の後輩である「ますだおかだ・増田」はテレビ番組で「耳に入っていなかった。芸能活動以外にこういうことをしているのは知らなかった。」と話した。
お笑いタレントの有吉弘行さんは生出演した番組で、今回の投資トラブルについて有吉さんらしくジョークを交えていじり倒す場面が見られた。
「いやー7億円集めるのは大変だね。多少人望がないとね。俺なんてムリだろうね。本当にどうなっているんだろうね?FXとかビットコインだとかね。よくわからないものの方に出しちゃうかもね。でも、本当にいい話は転がってないっていうしね。よかれと思ってやったんだろうけど」と会場を笑わせていた。
SNSでは厳しい声が
Twitter上では、投資トラブルについて厳しい声が多い。
「こういうニュースに投資という言葉出たりするから、投資は危険とか怪しいとか言う色メガネで見る人が出てくるんだよ。迷惑。これは投資じゃない」「そもそも投資を第三者に委託している時点でリスクしかない。投資は自分でやるもの」といった投稿が目立つ。
一方で「投資はどこまでいっても自己責任」「間違った投資の方法を世間に教えてくれてありがとう。」といったコメントも。投資は自分のお金を自分で増やすもの。それにはリスクが伴うのが当たり前であり、きちんとした知識が必要である。
国が貯金より投資を勧めている中で、今回の投資トラブル。日本では投資より貯金の方がまだまだメジャーなため、今回の騒動によってまた“投資は危険”とイメージが強くなったのではないだろか。

