「東大無理」に心折れ、犯行に及んだか!?東大前で次々に切りかかる - 変えていく トレンドがチカラ☆

「東大無理」に心折れ、犯行に及んだか!?東大前で次々に切りかかる

15日午前8時半過ぎ、大学入学共通テストが行われた東京都文京区にある東京大学の前で、受験生ら3人が包丁で次々に刺されるという事件が起こった。

受験生ら3人を襲い、殺人未遂の容疑で逮捕されたのは名古屋市内の私立高に通う高校2年の少年(17)。

捜査の調べでは、逮捕された少年は名古屋から東京に15日午前6時に到着した後、受験生が訪れる東大前の下見を済ませ、訪れた受験生らを次々に襲ったとみられる。

少年は確保された際、襲った包丁の他に3本の刃物、自分で作ったとみられる可燃性の液体を入れた火炎瓶のようなものらを合計20本ほど持っていたとされる。

東大前で刺傷を起こす直前にも東京メトロの車内、東大前駅構内で着火剤に火をつけた後、投げ捨てそのまま放火しようとしたと供述している。

事件を起こした少年は犯行直後、「高校にごめんなさい」などと口にし、「医者になるために、これまで東大を目指してきたが、1年前くらいから成績があがらずに自信をなくしていた。

少年が抱えていた大きな絶望感
少年だけが抱えていた東大や将来のことに対する絶望感が爆発した


殺人を犯して罪悪感を背負ったまま、切腹しようと考えた」

また、少年は以前進路相談の際「自分の目指すところに自分の成績が追い付かない」と悩みを打ち明けており、面談のやりとりで志望する東大への進学が難しいという話に「心が折れた」と話した。

今回の事件を受けて、大学入学共通テストの2日目、会場となった名古屋大学では朝からパトカーが巡回したり、名古屋工業大学では不審者がいないか警察官が警戒にあたるなど、警備の強化が行われました。

少年が通う高校と父親が謝罪

逮捕された少年が通っていたとされる高校は名古屋市内の私立高校とみられ、

「今回の事件は少年の身勝手な行動。勉強だけが全てではないというメッセージは授業以外の場でも発信してきたが、昨今のコロナの影響もあり、学校からのメッセージが届かず、正反対の受け止めをしている生徒がいることが分かった。このことについて我々、教職員も反省すべき点で改善していかなくてはならない」述べ、

少年の父親が謝罪
少年の父親は被害者らについて謝罪のコメントをした※写真はイメージです

「密を作ってはならないという社会風潮がある中、個々の生徒たちは分断され、孤立感を深めているのかもしれない。そういった状況下にある生徒たちに対し、どのように手を差し伸べていくかというのは課題」とコメントした。

また、校長は全校生徒に「不安を抱える生徒は先生やスクールカウンセラーに相談してほしい」と呼びかけた。

さらに逮捕された少年の父親も代理人弁護士を通し、被害者の高校生らに次のようにコメントをした。

「この度はお騒がせし誠に申し訳ございませんでした。被害にあわれましたご本人様には心より申し訳なく思い、一日も早いご回復をお祈り申し上げます。
また、ご家族やご関係者の方々に対しても深くお詫び申し上げます。現在、警察による捜査段階であることから私どもがこの件に関して行動することを控えるよう言われておりますので、被害者様の方々へお詫びにもお伺いできずにおり、心苦しい限りです。この度は誠に申し訳ございませんでした。」

事件に対する周囲の意見

田中萌アナウンサー

テレビ朝日のアナウンサーとして活躍する田中萌は今回の事件を受け、「周りの大人から見れば東大以外の選択肢はたくさんあったのにと言うかもしれない。また、まだ17歳なのになぜ絶望したのかという意見もあるかもしれない。しかし、周りの選択肢を考えられないくらいに追い詰められていたかもしれないし、17歳だからこそ絶望することもあると感じる」と述べた。

子どもとのコミュニケーション
子どもとのコミュニケーションを行い、日頃から悩みや不安などを聞いてあげることが大切

「自分も高校時代は進学校と呼ばれる学校に通っていたが、東大や国公立の医学部に行けないのはうちの生徒ではない、みたいなところで、普段話す大人も先生ばかりな狭い世界だった。だから先輩たちが進んだ道以外は全て成功ではないと考えていたし、そこから外れそうになっときはとても怖かった。実際、1浪で私立の大学に入った時の絶望感は大きかった。ある程度大人になると何か問題が起こっても、こうやって解決できると考えられるかもしれないが、10代では決してそうではない。その先の色んな選択肢や生き方などが分からないことはある」とコメントした。

サヘル・ローズ

俳優のサヘル・ローズは戦争で肉親を失い、来日する前は孤児院で過ごした経験を持つ。

そんなサヘル氏は今回起こった事件で「中学校や高校で講演して感想をもらうと、自分は親や未来から求められているのか、生きていることに価値があるのかなどの存在意義に悩み、葛藤しているのだと感じる」

そして自身の学生時代を挙げながら、「周りが大学に進学していく中、自分だけが定時制の高校進学だったので、自分は社会の中でやっていけないのかなと感じた。

だけどそんな自分でも、きちんと自分のことを見てくれる大人に出会うことは出来たし、もう一日生きるだけでも自分が模索すべきことを見つけられる可能性や瞬間が訪れるかもしれない。

そして子供だけでなく、大人も生きるのに精いっぱいで、どうしても目線が手元というか、スマホに行きがちになり本当に目を向けるべき目の前のSOSに気付けないことがある。同じ過ちを繰り返さないためにも、この選択肢だけが全てではなく、人の評価は数字だけではない、人として認めてあげられるという大切な学びを得られるようにすることが必要ではないか」と語った。

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