『チャーリーとチョコレート工場』のウィリー・ウォンカの若き日を描く新作映画が、12月15日に日米同時公開決定!
主演はティモシー・シャラメ
2005年に公開され、世界的に大ヒットした映画『チャーリーとチョコレート工場』。
主人公のウィリー・ウォンカをジョニー・デップが演じたミュージカル・ファンタジー映画で、ティム・バートンが監督を務めた。
そのウィリー・ウォンカの若かりし頃を描いた映画が製作され、12月15日に日米同時公開されることが決定した。
原題は『WONKA』、日本タイトルは『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』で、ワーナー・ブラザーズの配給。
今回ウィリーを演じるのは、人気俳優ティモシー・シャラメ。
『チャーリーとチョコレート工場』はロアルド・ダールの児童文学『チョコレート工場の秘密(Charlie And The Chocolate Factory)』が原作。
『WONKA』ではウィリーがチョコレート工場をどのように作ったのか、『チャーリーとチョコレート工場』以前のエピソードがオリジナル・ストーリーで描かれる。
映画『ハリー・ポッター』シリーズを手掛けたデイビッド・ヘイマンがプロデュース。
脚本と監督は映画『パディントン』シリーズの監督ポール・キングが務める。
中世ヨーロッパが舞台で、幼い頃から母と一緒にいつか美味しいチョコレートの店を作ることを夢見ていたウォンカが、その夢を叶えるために一流のチョコレート職人が集まる町に向かう物語。
自分のチョコレートを完璧にするため、7年の月日をかけて各地を旅して回る。
この度、US版の予告映像と、ティザービジュアルが公開された。
ビジュアルでは、一面にキラキラ輝くチョコレートが囲み、真ん中に大きな『WONKA』のタイトル文字。
そして、チョコレートを見上げるように立ったティモシーの後ろ姿が写っている。
予告映像では、『チャーリーとチョコレート工場』でおなじみの紫色のジャケットに、大きなハットをかぶった若き日のウォンカが、カラフルな調味料や数々の不思議なアイテムを駆使し、チョコレートを作る場面が登場する。
そして、「僕は魔術師であり、発明家であり、チョコレート職人だ」と、大きな夢とともに自身に満ち溢れた頼もしいウォンカの姿も見られ、「人生で最高のものは、夢を見ることから始まる」ということを教えてくれる。

気になるストーリーや出演者は?
ウォンカが作るのは、1口食べただけで誰でも幸せな気分になり、空も飛べる魔法のチョコレート。
今まで誰も食べたことがない魔法のチョコレートはあっという間に人々を虜にし、一躍ウォンカは人気者になる。
しかし、ウォンカの才能を妬む“チョコレートカルテル3人組”に邪魔をされてしまう。
それでもウォンカはチョコレートを作り続け、「世界一のチョコレートを作ってみせる!」と、誰もしたことがない斬新なアイデアで、周囲の人々を驚かせ続ける。
そのほかにも、ウォンカとある因縁から付け狙う“ウンパルンパ”という名のオレンジ色の小人も登場する。
前作でも印象的だったウンパルンパを演じるのは、『ラブ・アクチュアリー』など数々のヒット作に出演しているヒュー・グラント。
ウンパルンパと言えば1度見たら忘れられない歌とダンスが印象的だが、今作でも見られるのか期待が高まる。
ほかにもウィリーの母親役を演じるサリー・ホーキンスやオリヴィア・コールマン、ローワン・アトキンソン、キーガン=マイケル・キーらが脇を固める。
ウォンカは、母から言われた「全ては夢見ることから始まる。だから夢をあきらめないで」という言葉を胸に、チョコレート工場を作る夢に向かう姿を描かれている。
Twitterには「予告が最高すぎて待ち遠しい」「まさかの日米同時公開に、仕事中ソワソワしてしまった」など『チャーリーとチョコレート工場』ファンの喜びのツイートが投稿された。
また、『ハリーポッター』のプロデューサーと『パディントン』の監督がタッグを組み、『チャーリーとチョコレート工場』の新作を作るとあり、期待や喜びを表す声もある。

ティモシーの演技を監督が絶賛
若き日のウィリーを演じるティモシー・シャラメは、1995年生まれで現在27歳の若きスター。
フランス人の父とアメリカ人の母を持ち、第90回アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされた『君の名前で僕を呼んで』(2017年)や『DUNE/デューン 砂の惑星』などで知られ、“プリンス・オブ・ハリウッド”とも呼ばれている。
美しいルックスと繊細な演技が人気だが、今作では美しい歌声やダンスも披露するとあり、新しい魅力が見られることをファンは期待している。
今作についてティモシーは、「皮肉な見方をしない子ども達が鑑賞してくれるような作品に取り組むことが、大きな喜びでした」と語った。
「政治的なレトリックが溢れるこの時代と情勢の中で、常に多くの嫌なニュースが伝えられる中、この映画がひとかけらのチョコレートのようなものになることを願っています」と思いを明かした。
監督のポールは、ティモシーの演技を「素晴らしい!」と絶賛。
「多くの人が思うような“面白くてお茶目、そしてかなり謎めいている”だけではなく、感情的知性(心の知能)が素晴らしく高くて、役柄に感情的な真実を吹き込むことができる素晴らしい俳優」だと評した。
発表された情報に期待が高まるばかりだが、今後公開に向けて解禁される新たな情報の公開にますます注目が集まるだろう。
