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とにかく明るい安村、イギリスのオーディション番組BGTで決勝進出を逃した!と思ったら奇跡のファイナル出場へ

日本人として初めてのファイナル進出!

イギリスの人気オーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント  Britain’s Got Talent(BGT)』に出場し、持ちネタを披露して拍手喝采を浴びた日本のお笑いタレント、とにかく明るい安村。

6月2日に行われた準決勝では惜しくも準決勝敗退となっていたが、その後ワイルドカード枠で復活し、日本人として初めてとなるファイナル出場を果たした。

優勝は逃したものの決勝でも観客の大歓声を浴び、しっかりと爪痕を残した。

BGTは、2007年からイギリスで放送されている人気オーディション番組。

番組のプロデューサーによる1次選考を通過すると、観客を入れた会場での2次選考に出場することができ、テレビ放送される。

2次選考では4人の著名人が審査員となり、4人中過半数の審査員が「YES」と判定すると合格となり、次の段階に進める。

安村は“TONIKAKU”の名前で、4月に行われた2次選考に出場した。

番組MCからは“トニー”と紹介され、日本でもおなじみの水着1枚のスタイルでステージ上に登場し、全裸に見えるポーズを次々と披露した。

日本でも大ブレークしたネタだが、イギリスの番組と会って“サッカー選手”、競馬の騎手、ジェームズ・ボンド、スパイス・ガールズなどイギリスらしいポーズを取った。

決め台詞「安心してください。穿いてますよ」が、「Don’t worry. I’m wearing.」と英訳し、審査員も観客も大爆笑。

4人の審査員全員が合格を出し、会場はスタンディングオベーションに包まれた。

安村の快挙は日本でも大きく報道され、その後の結果が注目されていたが、BGTのセミファイナルは数日にわたって行われ、安村は現地時間の6月2日に行われたセミファイナル最終日に出場。

その日のパフォーマンス中のTOP3に入る健闘を見せたが、視聴者投票で決まる10組の決勝進出者の中には入っておらず、1度は準決勝敗退となった。

しかし、“ワイルドカード”と呼ばれる敗者復活枠に入り、決勝進出を果たしたのだ。

ワイルドカードとは、セミファイナルの各日3位になった出場者の中から審査員の印象に残ったり視聴者の高い人気を得たりした1組が敗者復活となるシステム。

このシステムによって、11組のファイナリストの中に見事名を連ねる快挙を成し遂げた。

会場は大ウケで審査員にも絶大なコメントをもらった安村。
会場は大ウケで審査員にも絶大なコメントをもらった安村。

SNSには喜びと感謝の投稿

現地時間6月4日に生放送されたファイナルのオープニングで、安村がワイルドカード枠でファイナル進出を果たしたことが発表。

2日のセミファイナル最終日でも2次選考同様イギリスらしいポーズを披露し、またしても会場を爆笑の渦に巻きこんだ。

しかし、奮闘実らず3位の結果となり、安村は自身のTwitterで「準決勝敗退!!」「惜しかった!!」と、セミファイナルの映像を交えてツイート。

そして、Instagramではセミファイナル時の画像とともに「ブリテンズゴットタレント準決勝敗退しました!悔しいぜ!盛り上がったんだけどなー!すごい声援だったよ!楽しかった!また頑張ります!応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました!」と投稿していた。

しかし、その後で敗者復活が決まり、Twitterに「まさかのワイルドカード!決勝進出!」とツイート。

ファイナル終了後は、ファイナルの様子の映像とともに「ブリテンズゴットタレント決勝終わりました!優勝は出来ませんでしたが、最高でした!応援してくれた皆さんありがとうございました!」と喜びと感謝のツイートをした。

Instagramにも「まさかのワイルドカード!敗者復活!決勝進出!!!」

「ブリテンズゴットタレント決勝終わりました!優勝できなかったけど楽しかったよ!10日間あっという間!夢みたいでした!応援してくれた皆さん、ありがとうございました!」と投稿。

控室で撮影したと思われる画像もアップした。

日本だけでなく、イギリスからも安村を称えるコメントが殺到した。
日本だけでなく、イギリスからも安村を称えるコメントが殺到した。

ファイナルでもイギリス文化のネタで勝負

ファイナルでは、ステージ上のビジョンに“TONIKAKU”の文字が映され、イギリスの国旗ユニオンジャック柄のガウン姿で登場した安村。

ガウンを脱いで「British naked pose!」と叫ぶと、アフタヌーンティー、銃を手にしたバッキンガム宮殿の衛兵、イギリスの国技クリケットなど、イギリスの文化にまつわる新ネタを次々に披露。

その後も畳みかけるようにイギリス出身のザ・ビートルズの大ヒットアルバム『アビイ・ロード』でメンバー4人が横断歩道を渡る有名なジャケット写真を再現したネタや、F1レーサーが全裸で走行しているように見えるネタで会場中を爆笑と歓声の渦に巻き込んだ。

結果発表では胸に両手を当てて決勝進出を祈り、まず少年マジシャンのキリアン・オコーナーの名前が呼ばれると拍手で称えた。

しかし、2人目に女性ダンサーのリリアナ・クリフトンが呼ばれると抗議をするように両手を広げてステージ上を駆け回るパフォーマンスを見せて悔しがった。

しかし、日本人初の快挙に、ネット上では「日本人!!おめでとう」

「大谷翔平とトニーが日本を明るくしてくれてる」など祝福のコメントが多数寄せられている。

日本と海外ではお笑いのセンスが異なる場合も多いが、日本で受けたネタをそのまま披露し達成した快挙。

安村の凱旋帰国が今から楽しみだ。

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