芸能

矢沢永吉デビュー50周年!B’zと奇跡のコラボに6万人大興奮

奇跡の初共演

今年デビュー50周年を迎えた矢沢永吉が、50周年を記念した全国スタジアム&ドームツアーをスタートさせた。

ツアータイトルは、『MY WAY』。8月27日(土)、28日(日)の2日間、東京・国立競技場公演が開催され、2日間で約12万人のファンが熱狂した。

初日にはMISIAがゲストで登場。

MISIAの出演は、事前に告知されていたが、2日目にはシークレットゲストとして、B’zがサプライズで登場!会場を歓喜の渦に巻き込んだ。

ライブ中盤が過ぎたころの午後7時20分過ぎ、初期の人気曲『黒く塗りつぶせ』の演奏中、「昨日MISIAが駆けつけてくれました。初日MISIAで、2日目誰もいないのはまずいんじゃないか!?矢沢の50周年!」と話し始めた矢沢。

「“矢沢さん、俺達行きます!”っていうすげぇゲストが今日駆けつけてくれています!」と続け、「紹介します!B’z!松本!稲葉!」とコールすると、予期せぬビッグゲストの登場に、それまで声出しを我慢していた6万人のファンは我慢できずに大歓声を上げた。

登場したB’zの松本孝弘と稲葉浩志の2人と握手やハグを交わした後、『黒く塗りつぶせ』を3人で演奏。

続いて演奏したキャロル時代の代表曲『ファンキー・モンキー・ベイビー』では、矢沢とB’zのボーカル稲葉浩志が肩を組んで歌う場面もあり、日本のロックを代表する2組の奇跡の初共演にボルテージは最高潮に達し、まさに伝説の一夜となった。

矢沢永吉デビュー50周年!

感極まる矢沢の姿

『ファンキー・モンキー・ベイビー』演奏後、稲葉が「50周年おめでとうございます!」と矢沢を祝福。

矢沢は「朝までやろうぜ!」と嬉しそうに応え、稲葉の「永ちゃん!」の声が響きわたった。

信じられない光景に興奮が収まらないファンに向け、「僕はハプニングが好きなんだね。幸せです!」と満足そうな表情。

B’zの2人がステージから降りても、会場のどよめきはしばらく収まることはなかった。この後も、最後までエネルギッシュにステージを盛り上げた矢沢。

本編ラストでは感極まり、後ろを向きしばらく歌えなくなる様子も見られた。

「たまんねぇよ!俺、幸せ。人生で音楽以外のこともいろいろトライしたけどダメだった。でも、ダメでもいいんだよね。何か一つもらえたら、こんな感謝はない」と感慨深げに語った。

アンコールのラストには、ライブの定番曲『トラベリン・バス』を演奏。

コロナ禍で禁じられていた恒例のタオル投げが、今回は解禁され、ファンと共にお馴染みのロゴタオルを投げて盛り上がり、全21曲のライブを終えた。

感極まる矢沢の姿

国立競技場で初の有観客ライブ

今回の矢沢のライブが、初の有観客ライブとなる国立競技場。初日はうだるような暑さの中の公演だったが、2日目は涼しい風が吹く中で行なわれた。

1曲目の『苦い雨』からエンジン全開でスタンドマイクを振り回しながらシャウト。

大きなステージを駆け回り、熱い魂のこもった歌声で酔わせた。

MCでは、「昨日はメッチャ暑かったけど、今日は最高!最後まで一緒にヨロシク!」と語り、「50年歌えるとは思っていなかった」とファンに感謝。

オープニングからパワフルなステージを展開し、ファンに生涯現役を期待させる圧巻のステージを見せた。

会場にはデビュー50周年を記念した“矢沢永吉ミュージアム”が設けられ、過去のステージ衣装やギターなどが展示。

50年間の歴史を振り返ることもできた。

国立競技場で初の有観客ライブ

2組のゲストとの伝説に残る名場面

今回ゲストで登場し、矢沢の記念ライブを盛り上げたMISIAとB’z。

日本を代表する2組のアーティストが矢沢をリスペクトし、祝福する姿は日本のライブ史に残る名場面となった。

初日ゲストのMISIAは、矢沢から「50周年の特別ゲストを呼んでいます。紹介します!日本の歌姫No.1、MISIA」と紹介され、真っ白な衣装でステージに登場。

バラード曲『HEY YOU』をデュエットし、2人の見事なハーモニーは夏の夜空を彩った。

曲中、「矢沢さん、50周年おめでとうございます!」と祝福したMISIA。

「MISIAに温かい拍手を!」と矢沢も称え、「歌上手いよね!最高だよ!感動してます。」と絶賛した。

「音楽って世代も何もないよね」と、日本を代表する歌姫との一夜限りの共演を、心から楽しんでいた。

2日目のシークレットゲストB’zは、2011年にリンキンパークのライブにゲスト出演し、2013年にはエアロスミスと共演ライブを開催するなど海外のバンドとの共演歴があり、昨年9月には同じく日本を代表するバンドMr.Childrenと初共演し話題を呼んだ。

しかし、国内外を通じてシークレットゲストとして登場するのは今回が初めて。

今回のライブで演奏した『ファンキー・モンキー・ベイビー』の“楽しい 君といれば”の歌詞そのものの、心から共演を喜び、楽しそうに演奏する2組のアーティストの姿は、会場のファンにとっても心躍るものだったに違いない。

同ツアーは、9月18日(日)の福岡・Yahoo!JAPANドーム公演、9月25日(日)の大阪・京セラドームへと続く。今後のライブでも、どのような名場面が見られるのか、期待は尽きない。

矢沢の記念ライブを盛り上げたMISIAとB’z。
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